「スマートフォンに乗り換えたいけれど、難しそうで不安…」「料金をもっと安くしたいけど、手続きがよくわからない」
そんな不安をお持ちの60代・70代の方におすすめなのが、**ドコモのahamo(アハモ)**です。
ahamoは月額2,970円で20GBのデータ通信と5分以内の通話が使える、シンプルで分かりやすいスマホプラン。オンライン専用プランではありますが、家族のサポートや必要に応じてドコモショップの有料サービスを活用することで、スマホ初心者の方でも安心して申し込みが可能です。
本記事では、シニアの方がahamoに申し込む際のメリットから、実際の申し込み手順、困ったときの対処法まで、やさしく丁寧に解説します。これを読めば、ahamoのスタートに必要な知識がすべてわかります!
シニアがahamoを選ぶ理由
料金が安い
スマートフォンの月々の料金は、年金暮らしの方や節約を意識しているシニア世代にとって、重要なポイントです。ahamo(アハモ)は、ドコモが提供するオンライン専用プランで、月額2,970円(税込)で20GBのデータ通信+5分以内の国内通話無料という非常にコスパの高いプランです。
これまでガラケーや高額なスマホプランを使っていた方にとって、月額2,970円は大きな節約効果があります。実際、「家族に勧められてahamoに乗り換えたら月額が半分以下になった」という60代・70代の声も多数あります。
スマホの利用が「LINE・通話・インターネット検索・YouTube視聴」程度という方には、20GBは十分な容量です。しかも、20GBを超えた場合も最大1Mbpsで通信できるため、簡単なインターネット利用なら支障はありません。
さらに、契約期間の縛りがなく、解約金も不要。無駄な追加オプションもなく、非常にシンプルです。料金を重視するシニアの方にとって、ahamoは安心して選べるスマホプランです。
分かりやすいプラン
スマートフォンの料金プランは、複雑な条件や細かなオプションが多く、特に60代・70代の方にとっては「よくわからない」というのが本音かもしれません。その点、ahamoのプランは非常にシンプルで、覚えることが少ないのが魅力です。
ahamoの基本プランは1種類のみで、月額2,970円(税込)。含まれている内容も分かりやすく、
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毎月20GBのデータ通信
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5分以内の国内通話が何度でも無料
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海外82カ国でデータ通信可能
といった形で、「これは入っているの?」「別料金なの?」と迷う必要がありません。
オプションも「完全かけ放題(+1,100円)」くらいで、基本的には契約後に特別な追加設定は不要です。また、毎月の利用状況やデータ残量は「ahamoアプリ」や「マイページ」で簡単に確認できます。これも見やすく、シニアの方でも操作しやすい設計です。
「プランが1つしかない」というのは、選択肢が少ないようで実は大きなメリット。難しいことを考えず、必要な機能だけを使いたい方にぴったりです。
通話5分が標準
スマートフォンでの通話料は意外と高くなりがちですが、ahamoには**最初から「5分以内の通話が何度でも無料」**という通話サービスが標準でついています。通話をよく使うシニアの方にとっては、安心のポイントです。
「病院の予約をする」「家族や友人と短時間話す」といったシーンでは、5分あれば十分な通話時間です。しかも、この通話無料は回数制限なし。1日に何回かけても、1回あたり5分以内であれば、追加料金はかかりません。
万が一、5分を超えてしまった場合でも、超過分は30秒あたり22円で計算されます。もっと長電話をしたい場合は、オプションで「かけ放題(+1,100円)」を追加することも可能です。
この「最初から通話がある程度無料」という仕組みは、家族との連絡や緊急時にすぐに電話できる安心感につながります。シニアの方がスマホを選ぶ際には、通話の使いやすさも重要な判断材料になります。
ドコモ回線で安心
ahamoはドコモが提供するオンライン専用の料金プランです。そのため、通信回線はドコモとまったく同じネットワークが使われています。これは、通信品質を重視するシニア世代にとって、大きな安心材料です。
「格安スマホにしたら繋がりにくくなった…」という声もありますが、ahamoではその心配はありません。ドコモの回線網は日本全国をカバーしており、山間部や地方でも安定して通話・通信ができる点が高く評価されています。
特に、60代・70代の方で「病院や家族との連絡にスマホを使う」という場合、通話がつながらないのは大きな問題です。ahamoなら、ドコモと同じネットワークを使っているため、電波の入りやすさ・通信の安定性も抜群です。
また、ドコモユーザーからahamoに切り替えた場合でも、使っていた電話番号やメールアドレス(ドコモメール)は一部条件付きで引き継ぎ可能です。使い慣れた環境を保ったまま、料金だけ節約できるのも、シニアに人気の理由です。
海外でも使える
近年、60代・70代の方でも海外旅行や長期滞在を楽しまれる方が増えています。ahamoの大きなメリットのひとつが、海外でもそのままスマホが使えることです。
具体的には、追加料金なしで82の国・地域でデータ通信が可能です。使い方も簡単で、設定を変更せずに現地でスマホのモバイル通信をオンにするだけ。日本で使っていたスマホが、そのまま現地で使えるのです。
この機能により、旅行中もGoogleマップで道を調べたり、LINEで家族に連絡したり、ネットで現地情報を検索したりといったことが普段と同じ感覚で利用できます。
ただし、海外での利用も日本で契約している20GBの容量に含まれるため、長期滞在の際はWi-Fiと併用するのが安心です。また、海外での通話は別料金となるため、事前に料金体系をチェックしておくことをおすすめします。
申し込みに必要なもの
スマホ本体
ahamoに申し込むためには、当然ですが対応したスマートフォン本体が必要です。これまでガラケーを使用していた方や古いスマートフォンを使っている方は、ahamoで動作確認済みのスマホを準備することが重要です。
ahamoでは、ドコモで販売された端末のほか、SIMフリー端末や他社製品でも使える場合があります。ただし、以下の点に注意しましょう:
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4G/5G対応端末であること
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SIMロックが解除されていること
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OSが最新に近いバージョンであること
特に、eSIMでの申し込みを希望する場合は、eSIM対応端末である必要があります。不安な方は、ahamoの公式サイトにある「対応端末一覧」で自分のスマホが対応しているかを必ず確認しましょう。
スマホに不慣れな方は、家族に相談して一緒に確認したり、ahamoでスマホとセット購入する方法もおすすめです。設定が済んだ状態で届くため、初期設定の手間が少なく済みます。
本人確認書類
ahamoに申し込む際には、本人確認が必要です。これは法令に基づいたもので、契約者本人であることを証明する書類の提出が義務づけられています。
使える書類の代表例は以下の通りです:
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運転免許証
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マイナンバーカード(顔写真付き)
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健康保険証+補助書類(住民票など)
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パスポート(※新型では住所欄がないため注意)
申し込み画面で案内される通り、スマホのカメラで撮影してアップロードするだけの簡単な手続きです。ただし、以下の点には注意してください:
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書類がはっきり写っていること(ぼやけているとNG)
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全体が写っていること(切れているとNG)
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有効期限内であること
また、60代・70代の方で「自分では操作が不安」という方は、家族のサポートを受けながら進めるのがおすすめです。
クレジットカード
ahamoでは、料金の支払い方法としてクレジットカードまたは一部の銀行口座振替が選べます。ただし、最もスムーズなのはクレジットカード払いです。
使えるカードの種類:
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Visa
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Mastercard
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JCB
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American Express(AMEX)
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Diners Club
申し込みの途中でクレジットカード番号、有効期限、セキュリティコードの入力が求められます。事前にカードを手元に用意しておきましょう。
クレジットカードを持っていない方や使いたくない方は、一部の金融機関の口座振替に対応しています。ただし、設定までに日数がかかることや、申し込みの手続きが複雑になることがあります。
家族に支払いを任せる場合は、家族名義のカードでも設定可能です。その際は、申し込み者と支払者が異なることに対する同意が必要となることがあります。
MNP番号
今使っている携帯番号をahamoに引き継ぐ場合には、MNP予約番号(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)が必要です。これは、現在契約している携帯会社に依頼して取得します。
取得方法は各社で異なりますが、電話・Web・アプリなどで簡単に発行できます。MNP予約番号には有効期限があり、15日以内にahamoに申し込みを完了させなければなりません。
MNP番号取得時に確認すること:
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現在の電話番号
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有効期限
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契約者情報(ahamoと一致する必要あり)
特にご夫婦や家族でスマホを契約している場合、契約名義と異なる情報で申し込んでしまうと審査に落ちてしまうことがあるため注意が必要です。
Wi-Fi環境
ahamoの申し込みや初期設定、eSIMのダウンロードには、安定したインターネット環境が必要です。特に、SIMカードではなくeSIMを選んだ場合、開通処理の途中で通信手段がなくなることがあるため、Wi-Fi接続は必須です。
設定中は以下の操作を行うため、Wi-Fiが使える場所で手続きを進めましょう:
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本人確認書類のアップロード
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eSIMプロファイルのダウンロード
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アプリの初期設定
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データ移行時のクラウド接続
自宅にWi-Fiがない場合は、家族や友人の家、カフェなどのフリーWi-Fiを活用するか、SIMカードの郵送を選ぶ方法もあります。
申し込みの流れ
公式サイトにアクセス
ahamoの申し込みは、ドコモショップなどでは行えません。**公式サイト(https://ahamo.com)からのみの受付**となります。店舗サポートがないぶん、月額料金が安く設定されているのがahamoの特徴です。
インターネットに接続したスマホやパソコン、タブレットからアクセスすれば、誰でも申し込み手続きを進められます。操作が不安な方は、家族と一緒に画面を確認しながら進めると安心です。
公式サイトはシンプルな構成になっており、「申し込みはこちら」「今すぐ申し込む」といったボタンを押すと、手続き画面が始まります。必要なもの(本人確認書類やクレジットカードなど)を準備してから始めると、スムーズに進められます。
また、ahamoアプリからの申し込みも可能ですが、初回はブラウザ(Webページ)での登録がおすすめです。
プランを選ぶ
ahamoの料金プランは非常にシンプルで、月額2,970円(税込)で20GB+通話5分無料の1プランのみ。他の選択肢がなく、「どれにすればいいのか分からない…」という心配はありません。
通話をたくさん使う方には、かけ放題オプション(+1,100円)を追加するかどうかを選ぶだけです。このオプションを付ければ、国内通話が何分でも無料になります。
申し込み画面では、
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通話オプションをつけるか?
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端末も一緒に購入するか?
を聞かれるので、必要に応じて選択します。特に機種変更をする方は、ここで端末選択に進むこともできます。
必要情報を入力
ahamoの申し込み画面では、契約者情報の入力が求められます。これは携帯電話契約における必須の手続きで、正確に入力することが重要です。入力項目は以下の通りです:
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氏名(漢字・カナ)
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生年月日
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性別
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現住所
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電話番号
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メールアドレス
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MNP予約番号(他社からの乗り換え時)
これらの情報は、後ほどアップロードする本人確認書類と完全に一致している必要があります。たとえば、住所に誤りがあったり、表記ゆれがあると、申し込みが通らない場合もあります。
また、入力が終わると確認画面に進みますので、誤字脱字や情報のミスがないかを必ずチェックしましょう。
SIMタイプを選択
ahamoでは、通信に使用するSIMを次の2種類から選べます:
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SIMカード(物理的に差し込むタイプ)
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eSIM(端末に直接ダウンロードするタイプ)
スマホに慣れていない方や、eSIM対応か分からない方は、「SIMカード」を選ぶのが無難です。eSIMは便利ですが、初期設定でWi-Fi接続やQRコードの読み取りが必要になり、慣れていないと難しいと感じることもあります。
SIMカードを選んだ場合は、数日後に自宅に配送されます。届いたSIMをスマホに挿入すれば、通信が可能になります。
申し込み完了
すべての入力と選択が終わると、「申し込みを確定する」ボタンが表示されます。このボタンを押すと、ahamoの申し込みが完了します。
その後、登録したメールアドレスに申し込み完了の案内や、SIMカードの発送情報などが届きます。メールが迷惑メールフォルダに入らないように注意してください。
また、配送状況や契約の進捗はahamoの「マイページ」から確認できます。SIMが届いたら、次は開通手続き・初期設定を行うステップに進みます。
設定サポートが必要な場合
家族サポート
スマホの操作や初期設定に不安がある方にとって、家族のサポートを受けるのが最も安心な方法です。特に60代・70代の方でスマホが初めてという場合、申し込みや設定、SIMの挿入などに戸惑うことも多いですが、家族と一緒に進めることでトラブルを防ぐことができます。
家族がすでにahamoを使っている場合は、実際の画面を見せてもらいながら操作すると理解しやすくなります。また、メールの確認や本人確認書類の撮影・アップロードなど、細かな操作も手伝ってもらうとスムーズです。
パソコンで設定する方法
スマートフォンの小さな画面では操作が難しいと感じる場合は、パソコンから申し込む方法もあります。ahamoの公式サイトは、スマホだけでなくパソコンにも対応しており、大きな画面で落ち着いて操作できます。
写真のアップロードも、デジカメやスマホで撮った画像をパソコンに取り込んで使用可能です。パソコン操作に慣れている方には、スマホより快適な方法となるでしょう。
ドコモショップで有料サポート
ahamoは「オンライン専用プラン」であるため、基本的にドコモショップでの申込受付や設定サポートはありません。しかし、どうしても一人で設定が難しいという方のために、ドコモショップでの「ahamo設定サポート(有料)」が提供されています。
このサービスでは、店頭スタッフがSIM挿入や初期設定、アプリのインストールなどを手伝ってくれます。サポート料金はショップによって異なりますが、3,300円程度が相場です。
よくあるつまづき
シニアの方がahamoに申し込む際に、つまずきやすいポイントをまとめると以下のようになります:
| つまづきやすいポイント | 解決方法 |
|---|---|
| 本人確認書類のアップロード失敗 | 写真が鮮明に撮れているか再確認 |
| SIMの挿入方法がわからない | 端末マニュアルを確認 or 家族に依頼 |
| eSIMの設定が難しい | SIMカードを選ぶ or ドコモショップで有料設定 |
| メールの受信ができない | 迷惑メールフォルダを確認 & メール設定を見直す |
| 通信が繋がらない | スマホの再起動やAPN設定を確認 |
使い始めた後のポイント
迷惑電話対策
スマホを使い始めると、知らない番号からの着信があることがあります。特にシニア層は詐欺電話のターゲットになることが多いため、迷惑電話対策は必須です。
ahamoでは、「迷惑電話ストップサービス」という無料機能があります。また、スマートフォン自体にも迷惑電話を自動でブロックするアプリ(例:「あんしんセキュリティ」「Whoscall」など)をインストールすることで、不審な番号を事前に判別できます。
身に覚えのない電話には出ず、家族や信頼できる人に相談することも大切です。
文字サイズの調整
スマホの文字が小さくて読みにくいと感じたら、設定から文字サイズを大きくすることができます。iPhoneやAndroid端末では、「設定」→「画面表示」→「文字サイズ」などの項目で変更可能です。
また、拡大鏡機能や音声読み上げ機能も併せて利用すれば、さらに快適にスマホを活用できます。画面の明るさやアイコンの大きさも調整可能なので、自分に合った見やすい設定を見つけましょう。
電話のかけ方確認
ガラケーからスマホに変えると、電話のかけ方が変わって戸惑う方も多いです。基本的には「電話」アプリをタップして、連絡先から相手を選んで発信します。キーパッドで番号を直接入力することも可能です。
履歴やお気に入りを使うことで、よく連絡する相手にはワンタップで電話できるようになります。慣れないうちは、家族の電話番号を短縮ダイヤルに登録しておくと便利です。
データ使用量の確認
ahamoでは毎月20GBのデータ通信が利用できますが、自分がどのくらい使っているか把握することが大切です。使いすぎると通信速度が遅くなってしまうため、月に1回はデータ使用量を確認しましょう。
ahamoアプリを使えば、残りのギガ数や過去の使用履歴が一目でわかります。Wi-Fi環境を活用することで、ギガの節約にもつながります。
セキュリティ対策
スマホは大切な個人情報が詰まっている機器です。セキュリティ対策はしっかりと行いましょう。
基本的な対策としては、
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画面ロック(パスコード・指紋・顔認証など)を設定
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セキュリティアプリの導入(ウイルス対策)
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定期的なOSアップデートの実施
などがあります。とくに、知らないリンクをタップしない、怪しいアプリをインストールしないといった日頃の心がけも重要です。
まとめ
60代・70代の方にとって、スマートフォン選びや料金プランの変更はハードルが高いものと感じられるかもしれません。しかし、ahamoはそのハードルをぐっと下げてくれる選択肢です。
ahamoは、月額2,970円で20GB・5分通話付きのシンプルなプラン。ドコモ回線を使っているため通信品質も安心で、申し込みもすべてオンラインで完結します。難しそうに見えますが、家族のサポートやドコモショップの有料サポートを利用することで、シニアでも問題なく申し込むことが可能です。
また、使い始めた後も「文字サイズの変更」や「迷惑電話対策」「データ通信の管理」など、スマホを快適に使いこなすための工夫を取り入れやすく、スマホ初心者にもやさしいサービスです。
これからスマートフォンを始める方も、他社からの乗り換えを考えている方も、ぜひ本記事を参考にして、ご自身のペースでahamoを活用してみてください。
