【保存版】カニ本舗のカニを最後までおいしく保存する方法まとめ

冷凍で何日もつ？

カニ本舗から届くカニは、多くが冷凍状態で発送されます。一般的に、未開封で冷凍保存されたカニの賞味期限は発送日から1ヶ月～2ヶ月ほどが目安です。ただし、これは「品質を保っておいしく食べられる期間」の目安であり、冷凍庫の状態や保存環境によって多少前後することもあります。特に家庭用の冷凍庫は開閉が多く、温度変化も起こりやすいため、できるだけ早めに食べるのがおすすめです。冷凍状態を保つことで細菌の繁殖は防げますが、時間が経つと風味が劣化することは避けられません。商品に記載された賞味期限は必ずチェックし、その期限を過ぎる前に計画的に使うようにしましょう。

解凍後の保存期間

冷凍カニを解凍した後は、冷蔵保存で1日～2日以内に食べ切るのが鉄則です。解凍後は時間の経過とともに鮮度が急激に落ち、風味や食感も劣化していきます。特に「生食用」や「半むき身」のカニは傷みやすく、解凍後は長期保存には向いていません。カニ本舗では冷蔵保存に切り替える際には冷蔵庫の**チルド室（0〜2℃）**など、できるだけ温度が低い場所での保存を推奨しています。また、水分が多い解凍カニはドリップが出やすく、これが雑菌繁殖の原因にもなるため、ペーパータオルなどで軽く水分を拭き取るのもポイントです。

再冷凍はOK？

基本的に、カニの再冷凍はおすすめできません。一度解凍したカニを再冷凍すると、食感やうま味成分が失われるだけでなく、ドリップの発生で品質が大きく落ちてしまいます。衛生的にもリスクが高まるため、安全性を保つためにも再冷凍は避けましょう。もしどうしても食べきれない場合は、一度しっかり加熱調理してから小分け冷凍する方法ならOKです。例えば、かに雑炊や炒飯、カニグラタンなどにして、粗熱を取ったあとに密封して冷凍するのが安全でおすすめです。

真空パックはそのままでいい？

カニ本舗の商品には真空パック包装されたものが多くあります。このタイプは、そのままの状態で冷凍保存して問題ありません。真空パックは空気を遮断して酸化を防ぐため、カニの風味や食感をより長くキープする効果があります。ただし、袋の角が鋭利な場合や、他の冷凍食品とぶつかることで破れる可能性もあるため、外袋のまま保存袋に入れるなど二重保護しておくと安心です。また、冷凍庫内で立てて収納することでスペースも有効活用できます。

すぐ食べない時の工夫

すぐに食べる予定がない場合は、小分け保存がポイントです。届いたカニが大容量であっても、あらかじめ食べる分量ごとにラップ＋ジップロックで小分け冷凍しておけば、解凍時も必要分だけ使えてとても便利です。こうすることで無駄なく使い切れるだけでなく、再冷凍を避けることもできます。また、冷凍庫の中で重ならないように平らに並べて冷凍すると、凍るスピードも速く、鮮度も保ちやすくなります。食べるタイミングがずれる場合に備えて「解凍予定日」をメモして貼っておくのもおすすめです。

保存時のポイントと注意点

ドリップを出さないコツ

ドリップとは、解凍時に出るカニのうま味を含んだ水分のこと。これを最小限に抑えるには**「低温でゆっくり解凍」するのが鉄則です。急激に温度が上がると細胞が壊れ、水分と一緒に風味も抜けてしまいます。冷蔵庫で一晩かけて解凍するのが理想で、さらにドリップを吸収するためにキッチンペーパーを敷いた皿の上に置く**と良いでしょう。絶対に避けたいのは、電子レンジや常温での解凍。これらは内部と外側で温度差が大きく、うま味が逃げやすくなります。

小分け保存のメリット

カニを小分けして保存することで得られるメリットはたくさんあります。まず、使う分だけ解凍できるので、再冷凍の必要がなくなり、品質を損なう心配が減ります。また、冷凍庫内のスペースを無駄なく活用でき、他の食品との干渉も避けられます。さらに、解凍時間も短く済み、時短調理にもつながります。特に一人暮らしや少人数の家庭では、1食分ずつラップ＋保存袋に分けるのがとても便利。忙しい時でもすぐに解凍して食卓に出せるので、計画的な食事の管理にも役立ちます。

冷凍焼けを防ぐには

冷凍焼けとは、冷凍中に食品の水分が飛び、表面が乾燥してしまう現象のこと。これを防ぐには空気に触れさせないのが最大のポイントです。真空パックの商品はもちろん、ラップでしっかり包んだ後に保存袋で密封すれば、空気との接触を最小限にできます。さらに、アルミホイルで外から包むと遮光性も加わり、保存性がアップします。また、冷凍庫内の温度が安定している場所（ドア付近を避ける）に置くことも大切。できるだけ短期間で使い切ることも冷凍焼け防止には効果的です。

臭い移りを避ける方法

冷凍庫の中には肉や魚、ニンニクなど強い臭いの食品が多く入っていることもあります。こうした臭い移りを防ぐには密封が必須です。ジップロックや専用保存袋に入れるだけでなく、さらにタッパーに入れるなど、二重・三重構造にすると安心です。とくにカニは風味が繊細で、他の臭いが移ると味が大きく損なわれてしまいます。また、冷凍庫の掃除も定期的に行い、臭いの元を取り除くことも大事なポイントです。

ラップとジップロックの使い分け

ラップとジップロックは、それぞれ役割が違います。ラップはカニの表面にぴったりと密着させて水分の蒸発を防ぐために使い、ジップロックは外気との遮断と形の保護に使います。ラップだけでは密閉力に限界があり、時間が経つと臭い移りや冷凍焼けの原因になります。逆にジップロックだけでは内部に空気が残ることが多く、食品の乾燥を招く恐れがあります。基本は「ラップで包んでジップロックに入れる」の二重保存が正解です。

解凍後の保存アレンジ

翌日の雑炊に

カニを一度解凍したけど、食べきれなかった…そんなときは翌日の雑炊がおすすめです。カニのうま味が溶け出した汁をベースにすれば、深い味わいの雑炊が簡単に作れます。ご飯と溶き卵、少量の醤油やだしを加えるだけで立派な一品に。体も温まり、風邪のときなどにもぴったりのメニューです。また、出汁が出る部分（肩肉や殻付きの部位）を入れて煮込むと、より風味が豊かになります。雑炊なら保存時にちょっと風味が落ちたカニでも、問題なく美味しく楽しめます。

カニサラダに再利用

解凍したカニのむき身は、カニサラダにも大活躍します。サラダに加えることで、さっぱりと食べやすくなり、家庭で手軽に“ちょっと贅沢な一品”が作れます。キュウリやレタス、アボカドなどと相性が良く、マヨネーズベースのドレッシングともマッチ。味付け次第で和風・洋風・中華風とアレンジ自在です。注意点としては、必ず当日か翌日までに使い切ること。水分が出やすいので、調理直前に混ぜるのがベストです。見た目も華やかで、おもてなしにも最適です。

カニ炒飯で使い切る

カニを使った料理の定番といえばカニ炒飯。ご飯との相性が抜群で、余ったカニの活用にもぴったりです。カニの身をほぐして炒飯に混ぜるだけで、一気に高級感のある味わいに早変わり。ネギや卵と一緒に炒めるだけでOKなので、時間がないときの時短レシピとしても重宝します。ポイントはカニを炒めすぎないこと。火を通しすぎると身が固くなり風味も飛んでしまうため、最後に軽く混ぜるだけで仕上げるのがおすすめです。

スープストックにする

カニの殻や出汁が出る部位は、スープストックにして保存しておくと便利です。鍋で煮出してカニのだしを抽出し、こしてから冷蔵または冷凍保存。中華スープや味噌汁、リゾット、パスタのベースなど、いろいろな料理に応用できます。冷蔵なら2日以内、冷凍なら2週間ほど保存可能。アイスキューブ状にして冷凍しておけば、使いたい分だけ解凍できるのでとても便利です。カニの殻も捨てずに活用する、エコで賢い保存アレンジ法です。

食べきれない分は加熱保存

解凍したカニが多すぎて食べきれない場合は、加熱して保存するのが一番安全です。加熱により雑菌の増殖を防ぎ、保存期間を少し延ばすことができます。カニグラタンやカニクリームコロッケ、カニの炊き込みご飯など、冷凍保存にも向いている料理に加工してから冷凍するのがベストです。調理後は必ず冷ましてからラップ＋保存袋で冷凍。再加熱時は中までしっかり温めて食べるようにしましょう。これでムダなくカニを美味しく使い切ることができます。

冷凍庫のスペースが足りないとき

箱を開けて収納するコツ

カニ本舗の通販カニは、大容量のセットも多いため、届いた箱ごと冷凍庫に入らないことがあります。そんなときは、中身だけを取り出して個別に保存するのがポイント。真空パックや袋入りならそのままでも大丈夫ですが、大きなトレイや緩衝材は外して、なるべく平たくして保存しましょう。保存の際は「商品名」「解凍予定日」などを記入したラベルを貼っておくと便利。スペースを確保しつつ、無駄なく使い切ることができます。

真空パックは立てて保管

真空パックされている商品は、立てて収納するのがスペース節約のコツです。冷凍庫内の空きスペースに沿って縦に差し込めば、横置きよりも多くのパックが収納できます。ファイルスタンドやブックエンドなどを使って仕切りを作ると、整理しやすくなります。特に冷凍庫の引き出しタイプでは、この立て収納が非常に有効。使いたい商品を探すのも簡単になり、冷凍庫の開閉時間も短くなって冷却効率もアップします。

家族と分け合って保存

年末年始にまとめ買いした場合、家族や親戚と分け合って保存するのも一つの手です。カニ本舗のセット商品は量が多く、大人数向けの内容も多いので、食べる人数や頻度に応じて事前に分配しておくと、冷凍庫にも余裕ができます。分け合う際は、品質保持のために小分けラップ＋ジップロックでしっかり密封し、持ち運びの際にも保冷バッグなどを使用すると安心です。親しい人とおいしさをシェアできるのも、通販カニの醍醐味です。

年末に多めに買った場合の工夫

年末年始は特にカニの需要が高まり、売り切れ前に早めに購入する人も多いですよね。多めに買った場合は、保存スペースを確保するためにも事前に冷凍庫の中を整理しておくことが大切です。また、カニごとに解凍・消費のスケジュールを決めておくと無駄がありません。日付ごとに「この日にはこのパックを解凍する」とメモして貼っておくだけでも、余計な再冷凍を防ぎ、おいしさを最大限に楽しむことができます。

解凍スケジュールの立て方

カニを無駄なく、美味しく食べきるためには解凍スケジュールを立てることがとても重要です。特に複数パックある場合や、パーティーの予定があるときには、「いつ」「どの量」を使うかをあらかじめ決めておくと安心です。冷蔵庫での自然解凍に12時間〜24時間程度かかるので、食べる前日の夜には冷蔵室へ移動させておくのがベスト。予定がずれそうなときは加熱保存やアレンジレシピで対応すれば、無駄なく使い切ることができます。

保存に向いている商品は？

むき身タイプの保存性

カニ本舗で扱っている「むき身タイプ」は、保存性に優れた商品として非常に人気です。殻をすでに取り除いた状態なので、スペースをとらず、小分けや冷凍庫での管理がしやすいのが特徴です。さらに、解凍後の調理も手間がかからず、雑炊・パスタ・鍋など多彩な料理にすぐ使えるのも大きな魅力。食べる人数に合わせて適量を取り出せるため、少しずつ楽しみたい方にもおすすめです。保存する際もラップ＋ジップロックで密封しやすく、冷凍焼けや臭い移りを防ぎやすい形状と言えます。

真空パック済商品

真空パックされた商品は、最も保存性が高いカニ商品の一つです。空気を遮断して酸化を防ぐことで、風味や水分の劣化を大幅に抑えることができます。カニ本舗の商品でも人気の「生ずわい半むき身」や「ボイルずわいむき身」は、真空パック済みで届くことが多く、届いてそのまま冷凍庫に入れられるのがメリット。真空パックのまま立てて保存することも可能なので、冷凍庫の省スペース収納にも最適です。また、長期間の保存でも味の劣化が少ないため、計画的にカニを楽しみたい方にぴったりです。

一尾ずつ個包装された毛ガニ

毛ガニの場合、1杯ごとに個包装されている商品は、保存・管理のしやすさが抜群です。食べるタイミングや人数に応じて1尾ずつ取り出せるため、無駄なく使えます。カニ本舗の毛ガニは、身入りがよく、ミソもぎっしり詰まっているのが魅力ですが、個包装であれば冷凍庫への収納も容易で、保存状態を保ちやすくなります。パーティーや贈り物にも使いやすく、保存性を重視したい方や、一度に食べきれない方におすすめのスタイルです。

小分けパック商品

カニを買うときに「どうやって保存しよう？」と悩む方には、小分けパック商品がおすすめです。カニ本舗では、あらかじめ小分けにされたカニセットも多く展開しており、食べる分だけを解凍・調理することが可能です。特に鍋用の「半むき身ポーション」などは、1〜2人前単位で分けられていることが多く、無駄が出にくい構造になっています。保存の手間も少なく、料理のたびにちょうど良い量を使えるのが魅力。家庭用だけでなく、一人暮らしにも最適です。

少人数向け冷凍商品

「家族が少ない」「一人暮らしだけどカニが食べたい」そんなニーズに応えるのが、少人数向けの冷凍商品です。カニ本舗では1kg前後の少量パックも充実しており、コンパクトで冷凍庫にも入りやすいのが特徴です。解凍も短時間で済むため、食べたい時にすぐ使えるのも嬉しいポイント。保存時はラップ＋保存袋で小分けしておくとさらに便利です。少人数でもムダなく最後までおいしく食べ切ることができ、コスパの面でもおすすめです。

まとめ

カニ本舗で購入したカニをおいしく楽しむためには、保存方法がとても重要です。冷凍状態で届いたカニは、解凍後すぐに食べ切るのが理想ですが、すぐ食べない場合は小分けして密封し、空気や臭いを遮断する工夫をすることで保存性を高められます。再冷凍は基本NGですが、加熱調理後なら安全に冷凍可能。冷凍庫の容量が心配なときは、立てて収納したり、家族で分けたりするのもポイントです。保存に向いている商品選びもカギになります。むき身タイプや真空パック、小分けパックなど、保存のしやすさで選ぶとストレスなく楽しめます。カニ本舗のカニを最後までおいしく味わうために、ぜひ今回の保存術を役立ててください。