スマホの通信費をもっと抑えたい。でも電話番号は変えたくない…そんなあなたにぴったりなのが、NTTドコモのオンライン専用プラン「ahamo(アハモ)」です。MNP(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)を使えば、今の電話番号をそのままに、月額2,970円で快適な通信環境に乗り換えることができます。
この記事では、他社からahamoへMNPで乗り換えるための準備・申し込み・開通・設定まで、初心者にもわかりやすくステップ別に徹底解説します。迷わずスムーズに乗り換えを完了したい方は必見です!
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MNPとは?
番号そのままの仕組み
MNPとは「Mobile Number Portability(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)」の略で、現在使っている携帯電話の番号をそのまま別の携帯会社(キャリア)に引き継ぐ仕組みです。たとえば、ソフトバンクやauなどで使っていた電話番号を変えずにahamoに乗り換えることができます。
この仕組みのおかげで、ユーザーは「電話番号が変わる不便さ」を感じることなく、自由にキャリアを選ぶことができるようになりました。特にビジネス用の電話や長年使っている番号など、変えたくない理由がある人にとっては大きなメリットです。
MNPを利用するには、今使っている携帯会社から「MNP予約番号」という10桁の番号を取得し、その番号を使って新しいキャリア(ここではahamo)に申し込むという流れになります。乗り換えが完了すると、元のキャリアの契約は自動的に解約されます。
この制度は2006年からスタートしており、今ではすっかり定着しました。手続き自体はとても簡単で、最近ではオンラインで数分で完了するようになっています。
MNPのメリット
MNPには以下のようなメリットがあります:
-
電話番号が変わらない
一番のメリットはやはりこれ。連絡先の変更を通知する手間がなく、仕事やプライベートでも混乱がありません。 -
乗り換えキャンペーンを活用できる
他社からの乗り換え(MNP)は、多くの携帯会社が特典を用意しています。端末の割引やポイント還元など、通常契約よりお得なケースが多いです。 -
通信費の節約ができる
格安SIMやahamoのようなオンライン専用プランへ乗り換えることで、月々の料金をグッと抑えることができます。 -
契約の自由度が高まる
以前は2年縛りが当たり前でしたが、今は解約金なし・縛りなしのプランも増えており、自由に選べる時代になっています。
このように、MNPを使えば「番号そのまま・料金おトク・手間も最小限」と三拍子そろった乗り換えが可能になります。特にahamoのように通信品質の高いプランを安く使いたい方にとって、MNPは非常に有効な手段です。
転出に必要なもの
MNPでahamoへ乗り換えるためには、いくつかの準備物が必要です。以下のリストにまとめて確認しておきましょう。
| 必要なもの | 説明 |
|---|---|
| MNP予約番号 | 現在のキャリアから取得。10桁の番号、有効期限15日間。 |
| 本人確認書類 | 運転免許証、マイナンバーカード、保険証など。 |
| dアカウント | ahamo申し込み時に必要。無料で作成可能。 |
| 対応端末 | ahamoで使えるスマホ。SIMロック解除済が望ましい。 |
| 支払い方法 | クレジットカードまたは口座振替情報。 |
これらはすべてオンラインで手続き可能ですが、事前にそろえておくことで、申し込みがスムーズになります。特にMNP予約番号には有効期限があるため、「取得したらすぐ申し込む」が鉄則です。
また、契約者の名義が一致していないと申し込みエラーになるため、家族名義などで契約している場合は、事前に名義変更が必要になることもあります。忘れず確認しましょう。
申し込み前に確認
MNPで乗り換える前に、いくつかチェックすべき重要なポイントがあります。これを怠ると、申し込みがうまくいかなかったり、トラブルの原因になることも。
1. 契約者情報の一致
現在契約中のキャリアの「契約者名」と、ahamoで入力する名義が一致していないと、MNPはできません。家族でスマホを使っていた場合、「親の名義」になっていることもあるので要注意です。
2. 端末がahamoに対応しているか
お使いのスマホがahamoで使えるかをahamo公式サイトで事前に確認しましょう。SIMフリー端末や、ドコモ販売端末であればほぼ対応しています。
3. SIMロックの状態
他キャリアで購入したスマホはSIMロックがかかっている場合があります。MNPでの乗り換え前にSIMロック解除が必要です。
4. キャリアメールの扱い
「@docomo.ne.jp」や「@softbank.ne.jp」などのキャリアメールは使えなくなります。必要な人はGmailなどの代替を準備しましょう。
5. 解約タイミングと月額料金
MNPを行うと元のキャリアは自動解約されますが、解約月の料金は日割りでなく「満額請求」されるケースが多いです。月初に乗り換えると損になることも。
このように、申し込み前のちょっとした確認で後悔を防ぐことができます。MNPはスムーズにいけば便利な制度なので、事前準備をしっかりしておきましょう。
注意点
MNP乗り換えには便利な点が多い一方で、いくつかの注意点もあります。以下にまとめますので、しっかり理解しておきましょう。
-
MNP予約番号の有効期限
ahamoでのMNP申し込みには、MNP予約番号の有効期限が「10日以上」残っている必要があります。ギリギリだとエラーになるので、取得後すぐに申し込みましょう。 -
乗り換え中の不通期間
開通のタイミングによっては、一時的に電話やデータ通信が使えない「不通期間」が発生することがあります。特に物理SIMの場合は、SIMカードが届くまで待つ必要があります。 -
名義不一致でのエラー
申し込み時の名義と、MNP予約番号を取得した元の契約者名が一致していないと、エラーになります。家族のスマホを自分名義で申し込む場合は特に注意。 -
キャリアサービスの終了
元キャリアで使っていたサービス(キャリア決済・キャリアメール・アプリなど)は使えなくなります。必要なデータは事前にバックアップしておきましょう。 -
キャンペーン特典の対象外になることも
一部の乗り換えキャンペーンは、「対象機種限定」や「特定店舗限定」の場合があります。公式サイトの条件をよく読みましょう。
ahamoへのMNPはシンプルですが、こうした注意点を知っておくことで、より安心して手続きを進められます。
乗り換え準備
MNP予約番号の取得
MNPでahamoに乗り換えるには、まず「MNP予約番号」を今使っている携帯会社から取得する必要があります。これは、あなたの電話番号をahamoに引き継ぐための“引換券”のようなもので、10桁の番号と有効期限(15日間)がセットになっています。
取得方法はキャリアによって異なりますが、最近はオンラインやアプリで簡単に取得できるようになっています。以下は主なキャリアの取得方法です:
| キャリア | 取得方法 | 電話番号 |
|---|---|---|
| ソフトバンク | My SoftBank/電話 | *5533 |
| au(povo含む) | My au/電話 | 0077-75470 |
| 楽天モバイル | my 楽天モバイル | – |
| ワイモバイル | My Y!mobile/電話 | 151 |
| UQモバイル | My UQ mobile/電話 | 0120-929-818 |
取得の際には「契約者名義」「生年月日」「暗証番号」などを入力する必要があるため、事前に確認しておくとスムーズです。
MNP予約番号は取得後すぐにahamoへ申し込めますが、有効期限が10日以上残っていないとエラーになります。そのため、「取得したら即申し込む」が基本です。タイミングを見計らって行いましょう。
端末対応チェック
ahamoに乗り換える前に、必ず確認しておきたいのが「お使いのスマホがahamoに対応しているかどうか」です。対応していないと、SIMカードを挿しても通信ができず、「使えない…」という事態になりかねません。
対応チェックはahamo公式サイトの「対応端末一覧」で簡単に確認できます。機種名で検索するだけで、対応可否とeSIM対応状況まで分かります。以下に対応機種の一例を紹介します:
| メーカー | 対応機種例 |
|---|---|
| Apple | iPhone 8以降、SE(第2世代以降) |
| Samsung | Galaxy S9以降 |
| Sony | Xperia 1 II以降 |
| Pixel 4以降 |
また、ドコモで販売されたスマホであれば、基本的にahamoに対応しているケースが多いですが、他社端末や海外製スマホの場合は特に注意が必要です。
さらに、eSIMに対応しているかどうかも重要です。eSIM対応機種であれば、物理SIMの到着を待たずにその日のうちに開通できるメリットがあります。
端末によっては、APN設定やVoLTEの設定が必要になる場合もあるため、乗り換え前に情報を確認しておくと安心です。
SIMロック解除
他社で購入したスマホをahamoで使うには、SIMロック解除が必要な場合があります。SIMロックとは、そのキャリアのSIMカードしか使えないようにする制限のことです。ドコモ以外で購入したスマホは、このロックがかかっていることが多く、解除しないとahamoのSIMは使えません。
解除方法はキャリアによって異なりますが、どれも基本的にオンラインで手続き可能です。以下は代表的な方法です:
| キャリア | 解除方法 | 手数料 |
|---|---|---|
| au | My auから手続き | 無料(Web) |
| ソフトバンク | My SoftBankまたは店舗 | 無料(Web) |
| 楽天モバイル | 必要なし(SIMフリー) | – |
| ワイモバイル/UQ | マイページから可能 | 無料 |
手続きには「IMEI番号(スマホの製造番号)」が必要です。これは端末の設定画面「設定 → 一般 → 情報」などから確認できます。SIMロック解除は一度行えば、その後ずっと自由に使えるようになります。
なお、2021年10月以降に発売されたスマホは原則SIMロックなしで販売されているため、最新機種を購入した場合は解除が不要なケースも増えています。
支払い方法登録
ahamoの申し込みでは、契約時に支払い方法を登録する必要があります。選べる方法は大きく2つ:
-
クレジットカード
-
口座振替(口座引き落とし)
新規契約または他社から乗り換える場合は、クレジットカードの方がスムーズです。支払いに使用できる主なカードブランドは以下の通りです:
-
Visa
-
MasterCard
-
JCB
-
American Express
-
Diners Club
口座振替を希望する場合は、申し込み完了後にahamoのマイページから設定する形になります。ただし、設定完了までは一時的にクレジットカード支払いになることもあります。
注意点として、支払い方法の名義は契約者本人である必要があります。親のカードや別名義の口座では審査に通らないことがあるので、必ず契約者名と一致する情報を用意してください。
支払い方法を事前に準備しておくことで、申し込み手続きをスムーズに進めることができます。
不通期間について
MNPでの乗り換えでは、電話や通信が使えない「不通期間」が一時的に発生する可能性があります。これは、旧キャリアからahamoの回線に切り替わるタイミングで一時的に通信が止まる時間帯のことです。
不通期間が発生する主なパターンは以下の2つです:
-
物理SIMカードの場合
SIMが届くまで、旧キャリアの回線が残りますが、開通手続きをした瞬間からahamo回線へと切り替わり、SIMの差し替えが完了するまで通信できません。 -
eSIMの場合
申し込み後に即時開通するため、旧回線からの切り替えが完了した時点で、Wi-Fi環境がないと一時的に通信ができなくなる場合があります。
不通時間は平均して数分〜数時間程度ですが、まれに半日ほど影響が出ることも。なるべく通信が不要な時間帯(例:深夜や休日)に開通手続きを行うと安心です。
また、ビジネス利用などで不通が許されない方は、事前にeSIM対応スマホ+Wi-Fi環境を整えておくと、トラブルを回避しやすくなります。
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申し込み手順
新規or乗り換え選択
ahamoの申し込みページでは、最初に「新規契約」か「MNPによる乗り換え」かを選ぶ画面が表示されます。今回は他社からahamoへMNPで乗り換えるケースですので、「他社から乗り換え(MNP)」を選択してください。
この選択は非常に重要で、ここを間違えると電話番号を引き継げなくなります。「新しい電話番号が欲しい」という場合は「新規契約」を選びますが、今の番号をそのまま使いたい場合は、必ずMNPを選びましょう。
選択後は、以下の内容を順に進めていく形になります:
-
プランの選択(基本 or 大盛り)
-
SIMのタイプ選択(物理SIM or eSIM)
-
MNP情報の入力
-
本人確認
-
支払い方法の登録
この段階からは、すべてWebページの案内に沿って進んでいく形なので、迷うことはほとんどありません。途中でエラーが出ても、入力内容のミスが原因であることが多いので、落ち着いて見直せば大丈夫です。
MNP番号入力
MNPでの申し込みでは、「MNP予約番号」と「MNP対象の電話番号」を入力する画面が出てきます。ここでは、以下の3つの情報が必要になります:
-
MNP予約番号(10桁)
-
電話番号(現在使っている番号)
-
契約者の生年月日(MNP発行時の契約者情報と一致)
この情報が一致しないと、申し込みエラーになります。特に多いのが、「契約者名義が家族名義で、入力情報と一致していない」というケースです。
また、有効期限が「10日未満」のMNP予約番号はahamoで使えません。有効期限が迫っている場合は、再取得してから申し込むようにしましょう。
入力が完了すると、ahamo側で情報を照合し、正しく登録されていれば次のステップに進みます。問題がある場合はエラーが表示されるので、その内容に従って再入力してください。
本人確認
次に行うのは「本人確認」です。これは契約者本人であることを証明する重要なステップで、携帯電話不正利用防止法に基づいて、すべての契約者に義務付けられています。
使える本人確認書類は以下の通りです:
| 書類 | 条件 |
|---|---|
| 運転免許証 | 有効期限内、住所が現住所 |
| マイナンバーカード | 表面のみ提出 |
| 健康保険証 + 補助書類 | 公共料金の領収書などが必要 |
| 住民基本台帳カード | 顔写真付きのみ有効 |
アップロードする際は、スマホのカメラで撮影して画像を送信します。以下の点に注意しましょう:
-
書類全体が写っている
-
ピンボケしていない
-
光の反射で文字が消えていない
最近は「eKYC(オンライン本人確認)」が採用されており、画面の指示に従って自撮り動画を撮るケースもあります。これはセキュリティ対策の一環で、スマホのインカメラで顔を撮影しながら書類と照合します。
手順は丁寧にガイドされているので、落ち着いて操作すれば問題ありません。
受け取り方法
本人確認が完了すると、次はSIMの「受け取り方法」の確認に進みます。ここで選べるのは以下の2パターンです:
-
SIMカード(物理SIM)
郵送で自宅に届きます。申し込みから1〜3日程度で到着。 -
eSIM(デジタルSIM)
申し込み完了後、即日発行されるQRコードをスマホで読み込むことで、すぐに開通できます。
物理SIMを選んだ場合は、「配送先住所」と「受け取り日時(指定可)」を入力する画面に進みます。配送先は本人確認書類に記載された住所と一致している必要があります。
eSIMを選んだ場合は、郵送は不要で、申し込み完了後にメールでQRコードが送られてきます。Wi-Fi環境があれば、その場で設定・開通が可能です。
どちらを選ぶかはスマホの対応状況により決めましょう。eSIM対応機種を使っている方は、eSIMを選ぶとよりスピーディーに使い始められます。
契約完了まで
最後に、これまで入力したすべての情報を確認する画面が表示されます。契約プラン、MNP番号、SIMタイプ、本人確認書類、支払い方法、配送先などが一覧で表示されるので、内容に間違いがないか必ずチェックしましょう。
特に注意したいのは以下のポイントです:
-
電話番号に間違いがないか
-
MNP予約番号の有効期限は十分残っているか
-
契約者名義と支払い方法の名義が一致しているか
-
SIMの種類(物理 or eSIM)に誤りがないか
すべて確認が終わったら、「申し込みを確定する」ボタンを押して手続き完了です。完了後は登録したメールアドレスに「申し込み受付完了メール」が届きます。
eSIMの場合はこの時点でQRコードの案内が、物理SIMの場合は発送通知が後日届きます。マイページやahamoアプリから契約状況をいつでも確認できるので、進捗をチェックしましょう。
開通・切替
開通手順
ahamoの申し込みが完了したら、いよいよ「開通手続き」です。この作業を行うことで、旧キャリアの回線からahamoの回線に切り替わり、実際にスマホを使えるようになります。
開通手順は、SIMの種類によって異なります。
【物理SIMの場合】
-
自宅にSIMカードが届く(1~3日程度)
-
スマホの電源を切り、SIMカードを挿入
-
ahamoのマイページまたはアプリにログイン
-
「開通手続きをする」を選択
-
数分で切り替えが完了し、通信可能に
【eSIMの場合】
-
登録メールに届くQRコードを確認
-
スマホの設定から「モバイル通信を追加」を選択
-
QRコードを読み取ってプロファイルを追加
-
モバイル通信がahamoに切り替わる
eSIMは即日開通が可能なので、すぐ使いたい方におすすめですが、Wi-Fi環境が必要です。物理SIMの場合は到着を待って開通手続きを行う形になります。
開通が完了すると、旧キャリアの回線は自動解約され、ahamoの契約が有効になります。特別な連絡や書類の提出は不要です。
eSIM/SIMの違い
ahamoでは「物理SIM」と「eSIM」のどちらかを選べますが、それぞれにメリット・デメリットがあります。どちらを選ぶべきかは、使用しているスマホやライフスタイルによって変わります。
| 項目 | 物理SIM | eSIM |
|---|---|---|
| 開通までの時間 | 数日(配送あり) | 即日(QRコード) |
| 利用可能端末 | 幅広い | eSIM対応端末のみ |
| SIM交換の手間 | 必要(抜き差し) | 不要(設定で完結) |
| 再発行 | 郵送が必要 | オンラインで可能 |
eSIMはとても便利ですが、まだ一部のスマホにしか対応していません。たとえばiPhoneなら「XR以降(SE2含む)」、Androidなら「Pixelシリーズ」や「Galaxyの一部機種」などが対象です。
初めての方や、端末がeSIMに対応していない場合は、まずは物理SIMから始めてみるのが安心です。慣れてきたら、将来的にeSIMへの切り替えも可能です。
開通時間の目安
ahamoの開通にかかる時間は、選んだSIMの種類と、申し込み完了のタイミングによって異なります。
【eSIM】
-
QRコード読み取り後、5〜30分程度で開通完了
-
Wi-Fi環境があれば即日開通可能
-
深夜や早朝はシステムメンテナンスで時間がかかる場合あり
【物理SIM】
-
SIMが届いたら手動で開通手続き
-
開通ボタンを押してから5分〜1時間程度で切り替え完了
-
SIMを挿す前に開通してしまうと、一時的に圏外になることも
最短で当日中に開通できますが、開通作業はなるべく**日中(9〜18時)**の間に行うのがおすすめです。これはサポートや通信トラブル時の対応がしやすいためです。
また、乗り換え当日に通信が使えないと困る場合は、開通前にデータ通信ができるWi-Fi環境を準備しておきましょう。
よくあるエラー
開通時に発生しやすいエラーと、その対処方法をまとめておきます。慌てず確認すれば、多くのトラブルはすぐに解消できます。
| エラー内容 | 原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| モバイル通信ができない | APN未設定 | 正しいAPNを入力(後述) |
| SIMを認識しない | SIMの挿し方が甘い/端末非対応 | しっかり挿入、または対応端末か確認 |
| 通話ができない | VoLTE未設定/開通未完了 | VoLTEオン、マイページで開通確認 |
| QRコードが無効 | eSIM発行済み、再読込失敗 | マイページで再発行手続き |
| 圏外表示のまま | 切り替えタイミング未反映 | スマホを再起動して再接続 |
また、iPhoneであれば「設定 → 一般 → リセット → ネットワーク設定をリセット」することで改善するケースもあります。
それでも解決しない場合は、ahamo公式チャットサポートを利用しましょう。画面に表示されたエラー内容をメモしておくと、スムーズに対応してもらえます。
使えない場合の対処
開通手続きを完了しても「ネットがつながらない」「通話ができない」といったトラブルが起きることもあります。そんなときは、次の手順で一つずつ原因を探りましょう。
-
スマホを再起動する
一時的な接続エラーは再起動で解消することが多いです。 -
APN設定を確認
特にAndroidではAPN(アクセスポイント名)の設定が必要な場合があります。
APN名:「spmode.ne.jp」に設定しましょう。 -
SIMの挿し直し
物理SIMの場合、しっかり挿さっていないことがあります。一度抜いて再挿入してみましょう。 -
ネットワークをリセット
iPhoneの場合、「設定 → 一般 → 転送またはリセット → ネットワーク設定のリセット」を実行。 -
eSIMの再発行
eSIMのQRコードが読み込めない場合は、マイページから再発行が可能です。 -
サポートに連絡
自力で解決できない場合は、ahamo公式のチャットサポートを利用しましょう。オペレーターに繋がると丁寧に対応してもらえます。
問題が起きたときに焦らず、順番に確認していけば、多くのトラブルはすぐに解決します。備えとして、Wi-Fi環境を確保しておくことも大切です。
乗り換え後の設定
APN設定
ahamoのSIMを挿した後、スマホが自動的にネットワークに接続できない場合は、APN(アクセスポイント名)設定が必要になります。特にAndroid端末では、手動での設定が求められることが多いです。
【iPhoneの場合】
iOS 14以降であれば、基本的に自動設定されます。ただし、通信ができない場合は以下を確認してください。
-
「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信ネットワーク」
-
APN欄に「spmode.ne.jp」が入力されているか確認
【Androidの場合】
APN設定は以下の手順で行います(機種により若干異なります):
-
「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」
-
「アクセスポイント名」→「新しいAPNを追加」
-
以下の情報を入力:
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | ahamo |
| APN | spmode.ne.jp |
| ユーザー名 | 空欄 |
| パスワード | 空欄 |
| 認証タイプ | 未設定 or PAP |
| MCC/MNC | 440/10(自動設定される場合あり) |
設定後は「保存」し、APNを選択してスマホを再起動してください。これでインターネットが利用できるようになります。
データ移行
ahamoへ乗り換えた後に行いたいのが、「データ移行」です。電話帳や写真、LINEの履歴など、旧スマホにある大事な情報を新しい環境に引き継ぐ作業です。
主な移行方法
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| クラウドバックアップ | iCloudやGoogleドライブでの自動保存と復元 |
| 専用アプリ | iPhoneなら「クイックスタート」、Androidなら「Googleデータ転送ツール」など |
| PC経由 | iTunesやスマホ管理ソフトを使って手動で移行 |
連絡先や写真、カレンダーなどはGoogleアカウントやApple IDに紐付いている場合が多く、ログインすれば自動で復元されます。ただし、LINEや一部のゲームアプリなどは個別に引き継ぎ設定が必要です。
事前に旧スマホでバックアップを取り、新スマホ側で復元する流れになります。重要なファイルはクラウド以外にもSDカードや外部ストレージに保存しておくと安心です。
キャリアメールの扱い
ahamoへ乗り換えると、これまで使っていたキャリアメール(@docomo.ne.jp、@ezweb.ne.jp、@softbank.ne.jpなど)は基本的に使えなくなります。
ただし、ドコモからahamoへプラン変更した場合に限り、「ドコモメール持ち運び」という有料オプション(月額330円)を利用すれば、@docomo.ne.jpのメールアドレスを引き続き使うことが可能です。
代替手段
キャリアメールが使えなくなることを見越して、以下のようなフリーメールを利用するのがおすすめです:
-
Gmail(Google)
-
Yahoo!メール
-
Outlook(Microsoft)
これらのメールはスマホ・PC問わず使えるうえ、セキュリティも高く、迷惑メールフィルタも強力です。重要なサービスや連絡先に登録しているメールアドレスを、事前にこれらに変更しておくと安心です。
LINEの引き継ぎ
LINEのトーク履歴や友だちリストも、乗り換えの際に引き継ぎを行う必要があります。LINEはスマホの電話番号を使ってアカウントを管理しているため、MNPで番号を維持していれば比較的簡単です。
引き継ぎ方法:
-
旧スマホでLINEを開き、「設定」→「アカウント引き継ぎ」をオンにする
-
同じ電話番号・同じLINEアカウントで新しいスマホにログイン
-
バックアップしておいたトーク履歴を復元する
トーク履歴のバックアップは、iPhoneならiCloud、AndroidならGoogleドライブを使って行います。
注意点として、バックアップを取っていないとトーク履歴は消えてしまうので、乗り換え前に必ずバックアップを取っておきましょう。
Wi-Fi接続設定
乗り換え直後は、通信設定やeSIMのダウンロード、アプリの更新など、データ通信が集中します。こうした作業はできるだけWi-Fi環境で行うことで、データ使用量を節約できます。
Wi-Fi設定のポイント:
-
自宅やカフェなどの安定したWi-Fiに接続
-
セキュリティの高いネットワーク(WPA2以降)を使用
-
公共Wi-Fiを使う場合はVPNの利用を検討
Wi-Fiに接続するには、スマホの「設定」→「Wi-Fi」から利用可能なネットワークを選択し、パスワードを入力するだけです。
また、ahamoの20GBは日常使いには十分ですが、動画視聴やテザリングを頻繁に行う方は、Wi-Fiとの併用を習慣づけると安心です。
まとめ
他社からahamoへの乗り換えは、スマホ代を大幅に節約できるだけでなく、NTTドコモの高品質な回線を使えるという大きなメリットがあります。MNPを活用することで、電話番号はそのままに、よりお得でシンプルなプランへ切り替えることができます。
この記事では、MNPの仕組みから、乗り換え前に確認すべきポイント、申し込み手順、開通作業、そして乗り換え後の設定までを完全網羅しました。初めての人でも迷わず進められるよう、ステップごとに詳しく解説しています。
特にeSIMやAPN設定など、最近のスマホ事情に合わせた内容も盛り込んでおり、安心してahamoデビューできるようになっています。キャリアメールやLINEの引き継ぎなど、日常使いに直結するポイントもフォロー済みです。
これから乗り換えを検討している方は、この記事をガイドにすれば、失敗なくスムーズに手続きを完了できるはずです。番号そのままで、通信費の見直しを始めてみませんか?
