プロ野球・埼玉西武ライオンズの本拠地である「ベルーナドーム」。一度訪れた人なら誰もが感じる、あの開放感と自然の息吹。そして、試合以外にも楽しめる魅力がぎゅっと詰まったスタジアムです。
「屋根があるのにドームじゃない?」「アクセスって実はどうなの?」そんな疑問を持つ方に向けて、本記事ではベルーナドームの特徴、歴史、アクセス方法から、地元民おすすめの周辺情報まで、徹底的にご紹介します。
これから初めて観戦に行く人も、何度も訪れているファンの方も、ぜひチェックしてみてください!
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ベルーナドームってどんなところ?その特徴をわかりやすく紹介
屋根付きだけどドームじゃない?独特な構造
ベルーナドームは、埼玉県所沢市にあるプロ野球チーム「埼玉西武ライオンズ」の本拠地として知られています。一見すると屋根があるので「ドーム球場」と思いがちですが、実は完全密閉型ではないというユニークな構造をしています。実際には、外壁がなく“空気が流れるドーム”という珍しいスタイルで、日本全国を見ても非常にレアな球場です。
この構造が誕生した背景には、西武球場時代に「雨天中止をなくしたい」という強い想いがありました。そこで1998年に屋根を取り付ける形でドーム化されましたが、既存のスタジアムにそのまま屋根をかぶせたため、外壁を設ける余地がなかったのです。その結果、夏は湿気がこもりにくく、風が通るというメリットがある一方で、冬や雨の日はやや寒く感じることもあるという特徴が生まれました。
観客からは「ドームなのに虫が入ってくる」「外の音が聞こえる」など、良くも悪くも“自然を感じる”球場として親しまれています。野球場にいながら、まるで森の中にいるような開放感を味わえるのが、ベルーナドーム最大の魅力です。
また、2021年には大規模リニューアルが実施され、コンコースの拡張や新施設の設置により、より快適でエンタメ性のあるスタジアムへと進化しました。
他の球場とココが違う!自然との一体感
ベルーナドームの大きな魅力の一つは「自然との一体感」です。球場は狭山丘陵の中に位置しており、周囲を緑豊かな森林に囲まれています。そのため、球場に足を運ぶだけで、まるでキャンプ場や森林公園に来たかのような気分を味わえます。
球場に入ると、屋根こそありますが風が通り、鳥のさえずりや風の音が聞こえることもしばしば。試合が行われている最中でも、ふとした瞬間に自然の息吹を感じることができるのです。これは、密閉型のドーム球場では絶対に味わえない感覚でしょう。
また、春には新緑、秋には紅葉が美しく、季節ごとに異なる表情を見せてくれます。夜になると、森の静けさと球場の熱気が絶妙に融合し、なんとも言えない幻想的な雰囲気を醸し出します。
さらに、野球観戦の途中で外に出てリフレッシュできるスペースも多く、家族連れや自然好きなファンにも嬉しい環境です。近年では「グリーンボールパーク構想」として、自然と調和する球場づくりが進められており、今後ますます注目されるスタジアムになること間違いなしです。
ファンに人気の観戦スタイルと座席のバリエーション
ベルーナドームは、座席のバリエーションが豊富なことでも知られています。一般的な内野・外野席のほか、ユニークな観戦体験ができる特別席も多数用意されています。たとえば、カップルや家族連れに人気なのが「フィールドビューシート」や「テーブル付きシート」。まるで自宅のリビングでくつろいでいるかのようなスタイルで試合を観ることができるのが特徴です。
さらに、2021年以降の改修で新たに登場したのが「L’sダイニングシート」や「プレミアムボックス席」。これらは専用の飲食メニューやグッズ、限定の入場特典が付くこともあり、ちょっとリッチな観戦体験が可能になります。
外野席には熱狂的なライオンズファンが集まり、応援団のリズムに合わせて一体感ある応援を楽しむことができます。一方で、ゆったりと観戦したい方には、内野の高座席エリアや指定席エリアがぴったり。
また、グループ観戦に最適な「テラスシート」や「ファミリーボックス」もあり、大人から子どもまで楽しめるよう工夫されています。特に週末やイベント試合ではこれらの特別席がすぐに完売することもあるため、早めの予約がカギです。
気になるグルメ事情と名物メニュー
球場グルメもベルーナドームの楽しみの一つです。改修後は特にフードメニューが大幅にパワーアップし、「ライオンズグルメ」と呼ばれるオリジナルフードが話題を集めています。
また、地元・埼玉の特産品を使ったご当地グルメも充実。狭山茶を使ったスイーツや、所沢産の野菜を使ったフードもあり、地域の魅力を味わえるのもポイントです。
最近ではフードフェスのようなイベントも開催されることがあり、野球ファンだけでなく「グルメ目当て」で来場する人も増えています。球場内はもちろん、外の広場でもキッチンカーが出店していることがあり、まるでフードテーマパークのような楽しみ方もできます。
試合以外も楽しめる!イベントや施設紹介
ベルーナドームは、野球の試合以外にも楽しめる施設やイベントが満載です。たとえば、ファンに大人気の「LIONS THANKS FESTA(ライオンズ感謝祭)」は毎年オフシーズンに開催され、選手との交流や限定グッズの販売、体験型イベントなどが行われます。
また、球場内には「LIONS COLLECTION」などのグッズショップもあり、限定ユニフォームやキーホルダー、タオルなどが揃っています。野球観戦の記念やお土産選びにぴったりの場所です。
球場周辺には「ライオンズトレイン」など、電車好きな子どもに人気のフォトスポットや、ファンが集うカフェエリアもあります。最近では「プレイゾーン」や「子ども向けアスレチック」が併設され、家族連れでも一日中楽しめるようになっています。
さらに、ナイトゲームでは球場のライトアップが美しく、イルミネーションイベントなども行われています。こうした「エンタメ性」の充実が、リピーターを生む大きな理由の一つです。
ベルーナドームの歴史をひもとく
西武球場として誕生した初期の姿
ベルーナドームの原点は、「西武球場」という名前で1979年に誕生したことにあります。当時は現在のようなドームではなく、屋根のないオープンスタジアムでした。場所は埼玉県所沢市の狭山丘陵の一角で、もともとは「ユネスコ村」というレジャー施設の敷地内でした。そのため、球場へのアクセスや周囲の自然環境も含めて、少し異色の立地だったのです。
西武ライオンズが前身のクラウンライターライオンズを引き継ぎ、福岡から所沢に移転してきたことで、この球場が本拠地として使われるようになりました。当初は「自然の中にある球場」として話題を呼び、観客もそのユニークさに驚きつつ、開放感を楽しんでいました。
ただし、問題も多く、特に雨天による試合中止や夏場の猛暑、冬の寒さなどが観客や選手の悩みの種となっていました。それでも、この地で数々の名試合が行われ、ライオンズの黄金時代を支える舞台として多くのファンに愛されてきました。
初期の西武球場は、設備こそ現在と比べてシンプルでしたが、地域に根差した球場としての存在感は大きく、プロ野球の本拠地としての役割をしっかりと果たしていました。
ドーム化された理由と工事の裏話
西武球場が「ドーム」化されたのは1998年のことです。その理由は大きく3つあります。ひとつは、雨による試合中止を減らしたいという球団の強い思い。ふたつ目は、観客の快適性を向上させたいという声。最後は、他球団と比べて施設面での差が大きくなっていたことです。
とはいえ、完全に新しい球場を建て直すにはコストがかかりすぎるため、「今あるスタジアムに屋根をかぶせる」という方法が選ばれました。この工事方法は非常に珍しく、既存のスタジアムに巨大なドーム屋根だけを後から設置するという技術的に難しいプロジェクトでした。
その結果、屋根こそついたものの、外壁は設けられず、風が通る“半屋外型ドーム”が誕生することになります。つまり、完全に密閉されていない、独特の構造です。この工事は短期間で進められ、工事期間中も一部座席を利用しながら試合が行われるという大胆な運営がされました。
完成後、ドーム化された球場は「西武ドーム」と名付けられ、天候に左右されずに試合を行えるようになりました。この大胆な変革が、現在のベルーナドームの原点となったのです。
ネーミングライツの変遷と時代の変化
ベルーナドームは長い間「西武ドーム」の名で親しまれてきましたが、2022年からネーミングライツ契約により「ベルーナドーム」という名称に変更されました。ネーミングライツとは、企業が球場の命名権を購入することで、その社名を球場名として使用する契約のことです。
この取り組みは、球団や球場の収益性を高めるためにも重要な戦略で、近年多くのプロ野球球団で導入が進んでいます。ベルーナは、埼玉県本庄市に本社を置く通販会社で、地元企業が命名権を獲得したことで、地域連携の強化にもつながりました。
ちなみに、正式な球場名の変更前には一部ファンの間で賛否が分かれましたが、今では「ベルド(ベルーナドームの略称)」として親しまれるようになり、名前の浸透が進んでいます。
このように、球場の名前にも時代と共に変化が見られ、施設のリニューアルや企業との提携など、現代的な球場運営がなされていることが分かります。
歴史的名試合と記憶に残る名場面
ベルーナドームでは、数々の歴史的な試合が行われてきました。特にファンの間で語り草となっているのが、1980〜90年代の西武ライオンズ黄金時代の試合です。当時は清原和博、秋山幸二、工藤公康らが活躍し、リーグ優勝、日本一を何度も経験した場所でもあります。
また、2004年には松坂大輔投手の日本での最後の登板が行われ、多くのファンが涙しました。さらに、2008年の日本シリーズでは、埼玉西武ライオンズが巨人を下して日本一に輝き、その決定戦がこの球場で行われました。
それ以外にも、打者のサヨナラホームランやノーヒットノーラン、延長戦での大逆転など、数え切れないほどのドラマがこの球場で生まれています。
ファンにとっては、「あの試合の日、あの場所にいた」という思い出が強く刻まれており、ベルーナドームは単なる野球場以上の“思い出の聖地”として愛されています。
西武ライオンズと共に歩んだ年月
ベルーナドームは、西武ライオンズと共に40年以上の時を歩んできました。球団の成績が良い時も悪い時も、この球場はいつも変わらずライオンズを支え続けています。ファンとの距離も近く、選手の声が客席に届くこともあり、そのアットホームな雰囲気も特徴の一つです。
球場は単なるスポーツ施設ではなく、地域のコミュニティスペースとしても活用されており、地元の学校行事や企業イベントなどにも使われています。西武グループとの強い結びつきもあり、観戦チケットと西武鉄道のセットパスなども販売されるなど、地域との連携も非常に強いのが特徴です。
今では、リニューアルや新サービスにより、若い世代や家族連れも増え、次の時代に向けたファンベースの拡大も進んでいます。ライオンズファンにとって、ベルーナドームは「野球を楽しむ場所」であると同時に、「心のホーム」とも言える存在なのです。
アクセス方法を完全ナビ!初めてでも迷わない
電車でのアクセス方法と所要時間
ベルーナドームへのアクセスで一番おすすめなのは、やはり電車です。特に首都圏から向かう場合は、西武池袋線を利用するのがスムーズ。最寄り駅は「西武球場前駅」で、駅を降りたらすぐ目の前が球場というアクセスの良さが魅力です。
具体的なアクセス方法としては、池袋駅から西武池袋線に乗車し、途中の「西所沢駅」で西武狭山線に乗り換え、「西武球場前駅」まで行くのが一般的なルートです。所要時間は約45分程度で、特急を使えばもう少し短縮可能です。
試合開催日は臨時電車も運行されることがあり、特に土日祝日は混雑を避けるためにも早めの移動がおすすめです。また、西武新宿線やJR中央線からのアクセスも可能で、例えば「国分寺駅」から西武多摩湖線に乗り、「西武遊園地駅」で狭山線に乗り換えて球場にアクセスするルートもあります。
電車での移動は交通渋滞に巻き込まれる心配もなく、帰りの時間が読めるのも大きなメリット。試合終了後は混雑するため、座って帰りたい場合は試合終了前に駅に向かうのも裏技の一つです。
車での行き方&駐車場の便利情報
ベルーナドームへは車でもアクセス可能ですが、いくつか注意点があります。まず、試合当日は周辺道路が大変混雑しやすいため、到着時間には余裕をもって出発しましょう。
ルートとしては、関越自動車道「所沢IC」や圏央道「入間IC」からアクセスするのが一般的です。そこから約30分ほど走るとベルーナドームに到着します。ただし、ナビによっては狭い住宅地を通るルートが案内されることもあるため、事前に道を確認しておくのが安心です。
駐車場に関しては、球場周辺にいくつかの公式駐車場が用意されていますが、台数に限りがあり、早めに満車になることもしばしば。そのため、できる限り「事前予約制駐車場」や「周辺のコインパーキング」を活用するのがおすすめです。
最近では「軒先パーキング」などのアプリで事前に駐車場を確保できるサービスもあるので、混雑を避けたい方には便利な手段です。また、観戦後は一斉に車が出るため、帰宅時に渋滞に巻き込まれやすくなります。これを避けるためには、少し離れた駐車場を利用し、徒歩で球場に向かうのも有効な方法です。
試合日混雑対策!時間帯別のおすすめ移動手段
試合当日のベルーナドーム周辺はとにかく混雑します。特に週末や祝日のデイゲーム・ナイターは、開場直前や試合終了後のピークタイムには駅も道路も大混雑。これを避けるためには、時間帯をずらす工夫が必要です。
おすすめの到着時間は、開場時間(通常は試合開始の2時間前)から30分以内です。この時間帯であれば、グッズショップやグルメブースも混雑が少なく、座席への移動もスムーズ。早めに来場して、観戦前にじっくり球場を楽しむことができます。
一方、帰りの混雑は避けにくいですが、選択肢としては「試合終了前に席を立つ」「駅に向かうタイミングを10分遅らせる」「試合後にグッズショップや売店で時間を潰す」などの方法があります。
また、狭山湖方面に少し歩くと比較的空いているバス停や駐車場もあるため、そうした“裏ルート”を活用することで混雑回避が可能です。公共交通機関を使う場合も、ICカード(Suica・PASMOなど)のチャージを事前に済ませておくことで、スムーズに移動できます。
バス・タクシーなどの裏技アクセス
電車や車以外にも、バスやタクシーを使ったアクセス方法もあります。特に「グループで移動したい」「子ども連れで混雑を避けたい」といった場合には便利です。
試合開催日は、西所沢駅や所沢駅から臨時バスが運行されることもあります。バスは球場の目の前まで行くルートが多いため、荷物が多い人や歩くのが大変な方にも最適です。所沢駅西口から出ている西武バスは比較的本数も多く、乗車時間は20〜30分程度です。
タクシーを使う場合は、最寄り駅である「西武遊園地駅」や「西所沢駅」からの利用が便利です。所要時間は10分前後で、料金は1,000円前後(時間帯や混雑状況により変動)となっています。大人数で割り勘すれば、意外とコスパが良い移動手段です。
また、UberやS.RIDEなどの配車アプリも活用できます。ただし、試合終了時は乗車希望者が集中するため、少し時間をずらすことがポイントです。
帰りの混雑を避けるためのコツ
ベルーナドーム観戦後の“帰りの混雑”は、誰もが経験する課題です。特にナイター終了後の時間帯(21時前後)は駅構内も電車も大混雑になります。これをうまく避けるには、いくつかの「時間調整テクニック」が有効です。
ひとつは、「試合が完全に終わる前に球場を出る」こと。例えば、9回表終了時点やセーブシチュエーションのタイミングで退場することで、混雑前に駅に着けます。
もう一つは、「球場内や周辺で時間を潰す」方法。試合後にグッズショップで買い物をしたり、外の広場で余韻を楽しんだりすることで、ピーク時間を避けられます。飲食スペースも比較的空いてくるので、最後に一杯…というのもアリです。
また、駅の切符売り場やICカードチャージが長蛇の列になることもあるため、事前にチャージ済みにしておくことが大前提です。ICカード2枚持ちや、スマホ決済も検討するとより快適になります。
混雑を避けるちょっとした工夫が、最後まで快適な観戦体験につながります。
地元民おすすめ!周辺スポットと立ち寄り情報
ベルーナドーム周辺の観光スポット
ベルーナドームのある所沢市や周辺エリアには、野球観戦とあわせて楽しめる観光スポットがたくさんあります。中でも人気なのが「狭山湖」と「多摩湖」。球場から徒歩15分ほどで行ける自然豊かな湖で、季節によっては桜や紅葉も美しく、カメラを持って散歩するのにぴったりな場所です。
また、「ところざわサクラタウン」は電車で10分ほどの距離にある大型複合施設で、KADOKAWAが手がける「角川武蔵野ミュージアム」や、アニメ・ポップカルチャー関連のショップ、カフェなどが充実。観戦前後の立ち寄りにもおすすめです。
もう一つ注目したいのが、航空ファンに人気の「所沢航空発祥記念館」。日本の航空機開発の歴史が学べる博物館で、シミュレーターや実機展示もあり、お子さんにも人気のスポットです。
こうした自然と文化が融合した観光地が点在しているのも、ベルーナドームの魅力の一部。野球観戦だけでなく、1日しっかり楽しめるエリアとなっています。
ファンに人気の飲食店・カフェ
野球観戦の前後に立ち寄れる飲食店も豊富です。地元民に愛される老舗から、SNS映えするおしゃれカフェまで、多彩なグルメが楽しめます。
ライオンズの勝利を祝う乾杯や、試合前の腹ごしらえに、地元のグルメを味わうのは旅の醍醐味のひとつ。事前に混雑具合をチェックし、予約可能なお店を選ぶのもポイントです。
家族連れに嬉しい公園&レジャー施設
ファミリーでベルーナドームを訪れるなら、周辺の公園やレジャー施設もぜひチェックしておきたいところ。特に「西武園ゆうえんち」は、小さなお子さんから大人まで楽しめるスポットとして有名です。
西武園ゆうえんちは、レトロな昭和の街並みを再現したエリアや、スリル満点のアトラクション、水遊びができるプールなど、季節ごとに異なる楽しみ方ができるテーマパークです。ベルーナドームからは電車で1駅、または車で10分ほどの距離とアクセスも良好。
また、「狭山スキー場」も冬季限定でオープンしており、人工スキー場としては関東最大級。冬の試合観戦と組み合わせることで、ちょっと変わったレジャー体験も可能です。
自然派の家族には、「トトロの森」として知られる「クロスケの家」や、「北山公園」などもおすすめ。子どもたちが走り回れる広場や、昆虫観察ができるスポットもあり、1日いても飽きません。
試合前後に立ち寄れる温泉・スパ
遠方からの観戦や、日帰りで疲れた体を癒したいときにおすすめなのが、ベルーナドーム周辺の温泉・スパ施設です。
「所沢温泉 湯楽の里」は、球場から車で15分ほどの場所にある人気の温泉施設。天然温泉を使った露天風呂や炭酸泉、サウナなどが充実していて、試合で声を張った喉や体をじっくり癒してくれます。食事処も併設されているので、温泉→夕食→帰宅という流れも可能。
また、「天然温泉 花鳥風月」も、地元民に愛される隠れた名湯。静かな場所にあり、広々とした大浴場と落ち着いた雰囲気が特徴です。こちらも車で15〜20分ほどの距離です。
観戦後の温泉利用はとても人気があるため、混雑を避けるには事前のチェックと時間調整が大切です。サウナ好きには“ととのいスポット”としても魅力的で、心も体もリフレッシュできます。
SNS映えスポットも紹介!
ベルーナドーム周辺には、SNS映えするフォトスポットも多数あります。試合の思い出をシェアしたい人や、ファン同士で記念写真を撮りたい人におすすめの場所を紹介します。
まずは定番、「西武球場前駅」の駅名標。駅の看板をバックにユニフォーム姿で写真を撮るのがファンの定番です。また、試合開催時には駅構内に選手の等身大パネルやポスターが飾られることもあり、ファンの間で人気の撮影ポイントになっています。
次に注目したいのが、ベルーナドームの正面広場にある「LIONSロゴのモニュメント」。ここはユニフォームやタオルを持って撮影するファンが多く、まさに“映えスポット”。
さらに、「狭山湖の堤防」や「トトロの森」にある木製のアーチやベンチも自然との調和が美しく、季節の変化を感じられる素敵な背景になります。夕暮れ時の写真は特に幻想的で、SNSでも人気の場所です。
試合だけでなく、こうした思い出づくりも含めて楽しめるのがベルーナドーム観戦の魅力。お気に入りの一枚をぜひカメラに収めてください。
ベルーナドームで100%楽しむための裏ワザまとめ
チケットの取り方とおすすめ座席
ベルーナドームでの観戦を120%楽しむには、チケットの選び方と座席の選定がとても重要です。まずチケット購入は、公式サイト「Lions Ticket(ライオンズチケット)」からのオンライン予約が基本。チケットぴあやローチケ、セブンチケットなど他のプレイガイドでも購入できますが、公式からの購入だと特典付きチケットや先行販売が受けられることも多いため、ファンにはおすすめです。
座席選びについては、応援の雰囲気を楽しみたいなら外野席、じっくり試合を見たいなら内野席がおすすめ。特に「ネット裏席」は選手のプレーを間近で観られる人気の座席で、迫力満点です。また、テーブル付きペア席やボックスシートは、カップルやファミリー向けに大人気で、飲食もしやすく快適です。
最近では「プレミアムエリア」や「L’sダイニング」といった特別席も人気で、グルメや特典が付いてくる贅沢な観戦体験ができます。価格帯は高めですが、その分満足度も高く、記念日などにはぴったりです。
試合日によって料金が変動する「ダイナミックプライシング」も導入されているため、平日やシーズン序盤のチケットは比較的お得に購入できる傾向があります。早めにスケジュールをチェックして、コスパの良い日を狙うのも裏ワザの一つです。
雨の日対策&暑さ寒さ対策
ベルーナドームは屋根付きですが、外壁がないため天候の影響を受けやすい球場です。特に春や秋は寒暖差が激しく、夏は蒸し暑く、冬は冷え込みが厳しいため、しっかりとした天候対策が必要です。
まず雨の日。屋根があるため濡れることはありませんが、風が吹くと雨が吹き込むことがあります。レインコートやポンチョ、タオルは必携。また、足元が濡れやすいので、防水性のある靴を履くと安心です。
次に暑さ対策。夏場は湿気がこもるため、帽子やハンディファン、水分補給用の飲み物を持参するのが基本。塩飴や冷感タオルもあると便利です。ベルーナドーム内にはエアコンが効いた休憩所もあるので、適度にクールダウンしましょう。
寒さ対策としては、秋〜春にかけてのナイター観戦で防寒が必須。ダウンジャケットやブランケット、カイロがあると快適に過ごせます。ドーム内は風が吹き抜けるので、外と同じくらい寒い日もあります。
ドームだけど“屋外感覚”という独特な構造を逆手に取って、アウトドア気分で装備を整えておくと、より快適に観戦が楽しめます。
持ち込みOK?観戦ルールの確認ポイント
ベルーナドームでの観戦に際して、事前にルールを確認しておくことはとても大切です。特に気になるのが「持ち込み」に関するルールですよね。
まず、缶やビンの持ち込みは禁止されています。ペットボトルは持ち込み可能ですが、キャップがあることが条件。持ち込む場合は、ゴミの持ち帰りもマナーとして徹底しましょう。
食べ物に関しては、個人で食べる程度の軽食(おにぎりやお菓子など)は持ち込み可能ですが、匂いの強いものやアルコール類は基本的にNGです。飲食は球場内の売店やキッチンカーを活用するのが基本スタイルとなっています。
また、応援グッズや旗などのサイズにも制限があり、大きすぎるものや周囲の観客の視界を遮るものは禁止される場合があります。太鼓やラッパなどの鳴り物応援についても、指定エリア以外では禁止されています。
さらに、コロナ禍以降は応援方法に一定のガイドラインが設けられ、声出し応援のルールなども変更されている可能性があるため、観戦前には公式サイトで最新情報をチェックしましょう。
ルールを守ってこそ、みんなが楽しく観戦できる環境が保たれます。初めての人でも安心して観戦できるよう、マナーを守る心構えが大切です。
スムーズな入場&グッズ購入のコツ
試合当日は、開場直後や試合開始前の時間帯に入場ゲートやグッズショップが非常に混雑します。これを避けてスムーズに入場・買い物をするには、いくつかのコツがあります。
まず入場に関しては、QRチケットをスマホに保存しておくことが基本中の基本。紙のチケットよりもスキャンが早く、入場列でもたつくことがありません。また、入場ゲートは複数あるため、自分の座席に近いゲートをあらかじめ確認しておくと移動がスムーズです。
次にグッズ購入。人気商品や限定グッズは試合開始前に売り切れることが多いため、開場と同時にショップへ直行するのが鉄則です。特に数量限定のユニフォームやコラボ商品は即完売が定番。公式アプリで事前に在庫確認や取り置きサービスを活用するのもおすすめです。
また、試合開始直後は意外とショップが空く時間帯でもあります。観戦の合間に交代で買い物をするなど、家族や友人と連携することで効率よく動けます。
帰りがけにグッズを買うのは混雑のピークに当たることが多いので、早めの行動が勝負を分けます!
ファン初心者でも安心!試合観戦の流れ
初めてベルーナドームで観戦する人にとって、試合当日の流れは気になるポイントですよね。ここでは、観戦当日の基本的な流れを分かりやすく紹介します。
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到着・入場:試合開始の1.5〜2時間前には到着するのがおすすめ。入場前にチケットをスマホで準備し、スムーズにゲートを通過。
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座席確認・荷物整理:席に着いたらまずは周囲の確認と荷物の整理。周囲の人の視界を遮らないよう、荷物は足元や後ろにコンパクトに置きましょう。
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グルメ購入&トイレ確認:試合前に食べ物・飲み物を確保。トイレの場所も事前に確認しておくと安心です。
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応援グッズの準備:タオルやメガホン、ユニフォームを準備して応援体勢に。初心者は周囲の雰囲気に合わせて楽しめばOK!
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試合観戦スタート!:ルールが分からなくても、ボードやアナウンスで状況を説明してくれるので心配無用。周囲のファンと一緒に盛り上がろう!
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途中休憩や再入場:途中で外に出る場合は、再入場のルールを確認しておくこと。手にスタンプをもらう場合などがあります。
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試合終了・退場:試合後は退場時の混雑を避ける工夫を。出口の選択や、時間をずらすなどの調整が大切です。
初観戦でも楽しめるように、スタッフや案内サインも充実しています。ちょっとした準備で観戦体験が格段に快適になりますよ!
まとめ
ベルーナドームは、ただの野球場ではありません。西武ライオンズの本拠地として長年ファンに愛され続け、自然との一体感や個性的な構造、美味しいグルメ、豊富な観戦スタイルなど、他の球場では味わえない独特の魅力にあふれています。
歴史をたどると、屋根のない西武球場からスタートし、ドーム化を経て「ベルーナドーム」として生まれ変わりました。その背景にはファンを大切にする球団の努力と、地域と共に歩む姿勢があります。
アクセスも便利で、電車・車・バスなど多様な手段があり、家族連れや観光も楽しめるエリアとして、初めての人でも安心して訪れることができます。また、観戦だけでなく、観光や温泉、SNS映えスポットなど、試合以外にも楽しみが満載。
これからベルーナドームを訪れる方も、何度も通っているファンの方も、この記事を参考にして、もっと深く、もっと楽しく、この球場を満喫してください。
