今回は赤ちゃんの時の言葉がけについてお話ししたいと思います。
子供3人の中でも特に印象に残っている1人目と3人目の話を中心にしていきます。
無言で育児をしていた私…話しかけながらのお世話の大切さとは!?
検診の時等によく「赤ちゃんに話しかけながらお世話してあげてね」と言われていたことが記憶に残っています。
夫が仕事で泊まりの日もあり、1日以上大人と話さない生活の中、赤ちゃんに話しかけることが苦手だった私。
小さいときはどうしても独り言のようになってしまい、言葉が続かず、無言で黙々とお世話している自分に気づき、また意識的に言葉掛けをして、気づくと無言に・・・と繰り返していました。
だんだん表情が出てきたり、反応が返ってくるようになると話しかけることは増えてきましたが基本的には苦手でした。
1人目が1歳になった頃くらいに少しずつ自我が出てきて、「これは危ないよ」や「これはやめようね」と伝える機会が増えました。
その時くらいに食べ歩きをしたり、よくないなと感じる行動を注意する方がいいのか、まだ小さいから仕方ないことだから今はそんなに言わない方がいいのか悩みました。
そんな時に「○歳になったから、今までOKにしていたことを注意しだすのは子供にとっては今までOKだったのにいきなり注意されることが理解できなくなる」と聞き、その言葉に「確かにそうだな」と納得しました。
その言葉を聞いた後から我が家では、良くないと思うことは優しく、かつ理由をつけくわえて伝えることにしました。
まだ1歳ちょっとだった為、まだ1語を話す程度だった子供ですが、幼児に伝えるようにわかりやすい言葉で短く伝えるようにしました。
始めた頃は効果をいまひとつ実感できなかったのですが、2歳3歳と年齢を重ねるごとに効果を感じました。
まず、1歳すぎから良くないことは良くないと伝えていたため、子供自身がいきなり注意され始めという感覚がなかったことです。
小さい時から伝えていた為か、2.3歳の頃には良くないことと理解して、その行動自体していないことも多かったです。(例えば食べ歩き、車道や駐車場で手を繋がずいること)
また違う出来事で「ダメだよ」とだけ伝えてしまった時に、子供の方から「なんでダメなのか理由をお伝えてくれないとわからない」と言われました。
この時に、1歳過ぎの頃から伝えていたことが理解できていたかはわからないけど届いてはいたのだなと感じました。
赤ちゃんに話しかけることは赤ちゃんの考えを聞くことにつながる!?
3人目が1歳ヶ月で2語を話しました。3人の中で誰よりも早く、驚きました。
また言葉の理解がとても早かったです。
話す言葉は多くないものの、こちら側が話している内容を理解しているなと感じることが多かったです。
家の中で常に会話が飛び交っていた為、このようなことに繋がったのかなという印象です。
私自身、子供それぞれのペースがあると思っているので、それぞれのペースで話し出してくれればいいかなと考えていたのですが、言葉が日常に溢れている環境も大事なのかなと感じました。
そんな3人目は相変わらず、言葉をよく理解しており、周りの大人に驚かれています。
まだ小さいし、わからないだろうからと考えるのではなく、まだ小さいし、うまく伝わらないかもしれないけれど継続していくことの大切を学んだ気がします。
今は3人に対して、自分の気持ちを言葉にして相手に伝える練習をしています。
私自身、自分の気持ちを自分の中で整理し、言葉にして伝えることが苦手です。
しかし、家族・職場等の人間関係を築く上でも大切なことだと実感している為、小さい頃から練習し、大きくなった時に出来るようにしてあげたいなと考えています。
性格の違いもあるのか、年齢関係なく、得意不得意があるようです。
「なぜその言動になったのか」「今どういう気持ちなのか」一方的に私の想いを押し付けるのではなく、聞き手に徹しようと心掛けています。
しかし、まだまだ私も未熟な為、感情にのせた言動をしてしまったり、押し付けるような言い方をしてしまったりしてしまいます。
誰でも自分の言葉に自信がある人ばかりではないと思います。
自分の気持ち・考えを言葉にして伝えたら、相手の人が聞いてくれた。
という成功体験を小さいうちからどんどん積んであげたいなと考えています。
当時1人目の育児でいっぱいいっぱいだった私ですが、今なら「赤ちゃんに話しかけながらお世話してあげてね」という意味がとてもわかります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
少しでもどなたかの参考になれば幸いです。