赤ちゃんの寝かしつけってママにとっては悩みの一つ、という人も多いですよね。
子供が寝静まったら自分の時間!っていうママも少なくないはず。
でも実際赤ちゃんはなかなか寝てくれないしイライラしてストレスも溜まるし…。
大体みんなどうしてるのか分からない。
そんな悩みに今回は答えていきたいと思います。
月齢が進むにつれて、睡眠時間も少なくなっていく?
実際赤ちゃんって何時間くらい寝るのが普通なのでしょうか。
月齢でも変わってくるのですが
・0~1ヶ月:16~18時間
・1~3ヶ月:14~15時間
・3~6ヶ月:13~16時間
・6~12ヶ月:11~13時間
というように、月齢が進めば進むほど睡眠時間も短くなっていきます。
新生児の頃は3時間毎の授乳になるので昼も夜も関係なし。
体調が戻っていない中、夜もまとまって寝ることが出来ないママは本当に大変な思いをすることになります。
私も生後2ヶ月までは大変だった記憶があります。
でもそれも感覚が伸びてきていつの間にか赤ちゃんもママもまとまって寝れるようになってきます。
そう自覚できるのが生後4ヶ月ころからだといわれています。
生後4ヶ月頃になると赤ちゃん中でも昼と夜の区別がつくようになって生活のリズムが整うからです。
なのでパパやママにとってはだいぶ楽になったなと自覚できるようになるはずです。
そして夜はまとまって寝るようになり、お昼寝の回数や時間もどんどん少なくなっていきます。
1歳頃になるとお昼寝は午前と午後の2回。
1回のお昼寝の時間は1時間程度になってくるでしょう。
そして夜にぐっすりと眠るようになるのです。
大人は赤ちゃんの時間に合わせた生活で、だいぶ楽になる!?
私の周りのママ友に聞くと大体みんな19~20時頃に寝かしつけるというママがほとんどです。
そして毎日1~2時間くらいかけて寝かしつけているとか。
私の場合もママ友と全く同じです。
大体うちの子は20時に布団でごろごろし始めて、21時には爆睡します。
ただ、寝なくて困った、ぐずって困った、という経験は人より少ない気がします。
個人差は大きいのでしょうが、うちの子はよく寝る子で朝もご機嫌良く
起きてくれることが多いのでとても楽に育てています。
- 寝かしつけを楽にするコツ
こうするといいよ、ああするといいよ、という情報は沢山ありますが、私が今振り返ってみてこれが寝かしつけを楽にするための秘策かな、と言えるのは「赤ちゃんの時間に合わせてあげて」ということでしょうか。
里帰りから戻ってきて夫との生活のリズムを整えようとしていた生後2ヶ月頃。
まだ時間の使い方が上手にいかなくて、なので夜のスケジュールはタイトで忙しいものでした。
当時のスケジュールは
17時: ミルク、おむつ
18時: 夕飯作り
19時: 食事・片付け
20時: ミルク
22時: 沐浴
22時半:夫の食事、片付け
23時: ミルク、おむつ、寝かしつけ
2時: ミルク
22時、夫の帰りを待ってからお風呂に入れていたため、その前に子供が眠くなっても起こしてしまうような生活をしていました。
いわば「大人の生活に子供を当てはめてた」んです。
夫の生活リズムをベースに自分たち母子のスケジュールを立てていたため、子供が大人に合わせる形になっていて無理が生じていたのだと思います。
結果この頃は夜になると泣きじゃくるしなかなか寝ないし、とても大変でした。
そこで母に相談すると、母から「子供は寝たくなったら寝るし、それにあなたが合わせればいいだけの話。あなたが夜寝なくて朝寝ようが仕事もしていないし誰も何も困らないでしょ」
という返事が返ってきました。
私ははじめは「人ごとだと思って・・・」と思っていましたが、数日経って母に言われた通り開き直ることにしました。
「私も赤ちゃんになってやる!」と。
そこから子供に合わせた生活をするようにしました。
お風呂は夫を待たずに日中子供が元気な時に一人で入れることにして、子供が寝ている時間は自分も寝たり眠くなければその間に夜ご飯を作ったりしました。
そうして生後3ヶ月になる頃の私のスケジュールは
17時: ミルク おむつ
18時: 食事、片付け
19時: 子供と遊ぶ
20時: 寝かしつけ
21時: 就寝
2時 : ミルク、おむつ
というようになり、夜は5時間ほどまとめて寝れるようになりました。
子供の生活リズムに合わせるようになってお世話をする大人がだいぶ楽になりました。
そしてだんだんとミルクの時間も寝る時間も定まってきて、赤ちゃんの中で自然と一日のリズムができあがっていくんですよね。
なので我が家の場合は寝る時間はみんなと同じ20時ですが、それを決めたのは他の誰でもない「赤ちゃん自身」でした。
赤ちゃんは不快なことがあると不機嫌になりがちですよね。
なので、眠いときに寝させてあげる、その毎日の繰り返しが自然と体に染みついて何の苦痛もなく寝てくれるというわけです。
満足してもらい、寝るだけの状態からホームシアターでぐっすり!
何度も言いますが、赤ちゃんは何かひとつでも不快なことがあったりすると絶対に寝ません。
なので我が家はおなかいっぱいにさせて布団に行く前に体を使った遊びをして、おむつを取り替えてから、寝るだけの状態にしてから布団の中に行きます。
布団に入ってからは「おやすみホームシアター」の上映タイムです。
大人がポップコーンを食べながら暗がりで映画を見るように、子供もミルクを飲みながら暗がりで「おやすみホームシアター」を見ます。
するとあら不思議。30分以内に必ず寝ます。
この習慣、生後3ヶ月から全く変わっておらず、今もこれで100発100中です。
寝るまでの間はゴロゴロ転がったり手足をバタバタさせて遊んだりしていますが、
極力私は寝たふりをして声をかけないようにしています。
なので寝る前に絵本の読み聞かせなどは絶対しません。
大人も寝る前に頭を使うと眠くても眠れないですよね。
子供も一緒です。なので基本的に思考回路は停止させます。
体が疲れて頭が休まれば、子供はすとんと眠りの世界へひきこまれていくものなのです。
子供を寝せる時間に悩んでいるママは、月齢が低ければ低いほどラッキーです。
まずは自分が赤ちゃんの生活リズムに合わせて、赤ちゃんに寝る時間を決めてもらいましょう。
またある程度生活リズムがついてきた時期でも赤ちゃんのリズムを
大人との生活リズムへ微調整することは可能です。
その場合でも根気強く長い目で見て調整していきましょう。
そして寝る前はおもいっきり食べて、飲んで、出して、遊んで、赤ちゃんを満足させてあげましょう。
そして寝るときは寝る。このメリハリがとても大事です。
どんな時も赤ちゃんファーストで行動することで自然と自分も助けられていくことでしょう。