赤ちゃんと旅行の時に必ず持ち歩く哺乳瓶。
家ではしっかり洗浄・消毒が出来ますが、
旅行先での洗浄・消毒ってどうやったらいいのか
迷いますよね。
今回はそんなパパママのために私がいつも
旅行先で行っている哺乳瓶の取り扱いについて
話をしていこうと思います。
旅行で携帯する哺乳瓶は、安全なプラスチック製が断然おすすめ！
哺乳瓶には大きく分けて二つの素材がありますよね。
ガラス製とプラスティック製のものです。
ガラス製は重さもあり、当然衝撃が加わると
割れてしまう危険性があるので、旅行で持って行く
時はプラスティック製が断然おすすめです。
しかし旅行のために新しいのを買うのはちょっと…
という方はガラスが割れないように厚手のタオルで
巻いておくなどして気をつけて持ち歩くようにしてくださいね。
消毒に気遣うのは生後4ヶ月未満まで！ その期間はどうすればいい？
旅行先に消毒用のセットを一式持って行くのは
荷物になり非常に大変ですよね。しかし洗浄しない
わけにも消毒しないわけにもいきません。
生後4ヶ月頃、遅くとも生後5ヶ月頃になれば
基本的に消毒は必要ありません。なぜなら
生後5ヶ月になると離乳食が始まりますよね。
ミルク以外の食べ物にはある程度雑菌が含まれて
いますし、離乳食用の食器をわざわざ消毒して
使ったりはしていないですよね。そのため
赤ちゃんを無菌状態で育てる必要性がなくなるのです。
したがって、生後4～5ヶ月の赤ちゃんと旅行に
行くパパママの悩みはひとつ解決しそうですね。
では、生後4ヶ月未満の赤ちゃんと旅行に行くときは
どうすればいいのでしょうか。
その場合は以下の物を準備しましょう。
・哺乳瓶が入る大きめのジップロック
・個包装された消毒薬
これがあれば消毒は出来ますし、さほど
荷物にもなりませんので持ち運びは便利です。
消毒の仕方はもうおわかりですよね。
ジップロックに消毒に必要な量の水を
と消毒薬を入れて哺乳瓶を漬けるだけです。
生後5ヶ月以上の赤ちゃんでも心配だなという
場合は持って行ってもらって構いませんが、
何も準備もしていない状態で消毒したいと
思ったときは、荒技ではありますが、
旅館やホテルに備え付けてあるポットで
お湯を沸騰させ、その中に洗浄した
哺乳瓶を入れてしばらく漬けていれば
煮沸になりますよ。もしポットが小さすぎて
哺乳瓶をつけることができなければ、哺乳瓶
本体の中を熱湯でゆすぎ、蓋、乳首を
ポットの中に入れれば大丈夫ですよ。
では洗浄はどうするのかというと、
私は100円均一で買った醤油さしに
1回量の洗剤を入れて持ち歩いています。
これ、いつでもどこでも洗浄できて
とても便利なのでおすすめです。
私は洗剤と水を入れてシャカシャカと
攪拌させて洗浄しますが、友達は
割り箸と小さく切った使い捨てできる
スポンジを持ってきて洗っていましたよ。
スポンジに割り箸を刺して底を洗うのも
よし、スポンジを押し込めて洗うもよし、
割り箸とスポンジがあればいかようにでも
洗うことが出来ます。
帰りは全てを捨てて帰ることになるので
それほど荷物にはなりませんが、準備が
面倒だったり、行きの荷物を増やしたくない
場合は無理して持って行く必要はないですよ。
また、スポンジではなくキッチンペーパーで
代用も可能です。
洗浄や消毒自体が面倒だという人は今は
使い捨て哺乳瓶も売っているようですよ。
以前雑誌で見たことがあるのですが、使いように
よっては便利だと思いました。長期だと
使い捨てするのにコストがかかるのでおすすめ
できませんが、1泊2日のように短期間であれば
使い捨て哺乳瓶もありだと思います。
しかし、よく聞く話が、使い捨て哺乳瓶は乳首
が合わなくて赤ちゃんがうまく吸い付けない
場合があるということと、ミルクの出てくる量が
多すぎてうまく飲めなかったという話を聞きます。
赤ちゃんは敏感なので、いつもの使い慣れた乳首
ではないことにすぐ気付きますし、穴の大きさも
微妙に違うので飲みにくさを感じて飲むのをやめて
しまう子がいるようです。赤ちゃんは機嫌を損ねて
しまうと全く飲まなくなってしまうので逆に
困ってしまうことになりかねないので、結局は
万が一のためにいつも使っている哺乳瓶や乳首は
念のため準備していった方が安心かと思います。
あまり神経質にならず、できることをすればOK! 旅行を楽しんで！
旅行先では家にいるときのように万全の状態で
哺乳瓶を取り扱えるわけではありません。
そして、今は赤ちゃんの免疫は十分ではないので
衛生的に取り扱わないと病気になりますよ、と
保健師さんや助産師さんから指導されますよね。
しかし、多少のことで元気な赤ちゃんが病気に
なることはほとんどありません。ミルクが明らかに
腐っていたり、全く洗浄していないというので
あれば別ですが、ある程度気を遣っていれば
それほどの危険性はないです。ましてや
短期間であれば尚更です。
そのため旅先ではあまり神経質にならず、
限られた材料の中で出来る限りの洗浄・消毒が
できれば問題ありません。
気にしすぎるがあまり、赤ちゃんを心配するが
あまり、せっかくの旅行が楽しめなかったという
ことがないようにだけしてくださいね。
どうか楽しい旅の思い出を沢山作って帰ってきて
下さい。
