早く寝てほしいのに、なかなか寝てくれない。
おやすみを言ってから、寝るまでに時間がかかる。
寝かしつけに時間がかかってしまうと、お母さんのゆっくり過ごせる時間が減ってしまう。
イライラの無限ループですよね。
私も息子の寝かしつけには、苦労しました。
特に体を動かせるようになった1歳頃の寝かしつけは、大変でした。
毎日が動きたい息子と、寝てほしい私の戦いでした。
そんな戦いの中、ふと息子の変化に気が付きました。
寝かしつけに2時間!?悪循環の末に見直したコトとは!?
息子は赤ちゃんの時、抱っこして寝かしてあげるとすぐに寝ていました。
1歳前頃から、抱っこなしで布団に横になって寝かしつけをしていました。
寝かしつけの時間は30分程度で、寝つきが悪いことはありませんでした。
しかし1歳を過ぎたころから、寝かしつけの時間が2時間もかかるようになってしまいました。
よちよち歩きをはじめた息子は、暗い中でも歩いて部屋を徘徊していました。
きっと思うように体が動かせるようになり、寝る事を後回しにして自分の思う通り動き回っていたのでしょう。
何度布団に戻しても動き回る息子に、私もイライラしていました。
どうしたら寝てくれるのかわからず、息子が眠たくなるのを待つしかありませんでした。
寝るのが遅くなると、朝起きるときにぐずり、その日1日機嫌が悪くなる息子。
何か良い方法はないか考え、寝るために必要な環境を見直すことにしました。
睡眠のために見直した環境も解決には至らず…もう万策尽きた!?
睡眠する際に必要な環境とは何でしょう?
部屋を暗くする。
室温調整。
寝る前のルーティンを作る。
寝る前には、テレビやスマホを見せない。
上記の通りに実践してみましたが、息子は寝てくれません。
そう、もう一つ大切な事があったのです。
それは、寝る前に興奮させないこと。
私は息子を落ち着かせるために、布団に座らせてお気に入りの歌を歌って聞かせました。
そこに主人がきました。
主人は息子に触れ合いたい一心に、くすぐったり抱っこしたりしました。
これが原因の一つでした。
興奮した息子は、その後寝るはずもなくウロウロしだしました。
子供と触れ合いたいのは分かるが、寝る前はやめて欲しい。
私は主人に興奮させないようにお願いしました。
これで寝てくれるはず。
しかし願いもむなしく、息子は寝てくれませんでした。
息子が気になりそうなおもちゃも、目に届かない場所へ隠しておき、ウロウロしても遊べないようにしました。
しかし、おもちゃがなくてもウロウロが止まりませんでした。
私は生活リズムの見直しをすることにしました。
たどり着いた解決策とは!?赤ちゃんも生活リズムが大切なの!?
環境を整えても寝てくれない息子。
私は、根本の生活リズムを見直そうと考えました。
まずは、お昼寝時間を見直しました。
いつもは16時頃まで寝ていたのですが、15時までと決めました。
次に、朝寝をやめました。
朝寝をやめることによって、お昼寝の時間を早めることに成功しました。
朝寝していた分の午前中の時間が空いてくるので、外でたくさん遊ばせました。
はじめは眠たそうにしていましたが、外で遊ぶことで朝寝の事を忘れ、自然と体が慣れたようです。
お昼寝が終わってからも、時間があれば外で遊ばすようにしました。
すると寝る前のウロウロがなくなり、お布団で横になって寝てくれるようになりました。
日中に体を多く使う事で疲れたようです。
息子の寝つきが悪かったもう一つの原因は、生活リズムでした。
生活リズムを改善したことにより、夜に起きることもなくなり、睡眠もしっかりとれるようになりました。
いつの間にか、朝寝がいらなくなるまでに成長していたようです。
お布団で横になってくれるようになったのをきっかけに、寝る前のルーティンも少し変えました。
歌を歌いながら、手を握ってあげるようにしました。
少しでも私に触れて、気持ちを落ち着かせるように心がけました。
息子は、私が触れていると安心するようで、手を握り返してくれます。
今までイライラとの戦いだった寝かしつけの時間が、愛おしい時間に変わりました。
【子供の寝かしつけ問題はこれからも続く?】
子供が成長するにつれて、生活リズムは変わっていきます。
息子の場合は、寝つきが悪いことで今までの生活リズムがあっていないことに気が付きました。
もちろん3歳になった今でも、日によって寝つきが悪いときはあります。
大人でも寝つきが悪い日ってありますよね。
そんな時は「子供ながらに色々思う事があるんだなぁ」、と深く考えないようにしています。
生活リズムが整ってきてくれているおかげで、寝かしつけにかかる時間が少なくなっています。
息子は今3歳になりますが、寝かしつけが格段に楽になりました。
1歳頃は断乳もありましたし、生活リズムの変化もあったので、1番寝かしつけに時間がかかったと思います。
ちょうど乳児から幼児に変わるタイミングで、子供にとって大きな成長だったのでしょう。
その時は辛かったですが、子供の成長を肌で感じる事が出来て幸せだったと思います。
今でも寝かしつけは行っていますが、これからいつまで続くのでしょうね。
今は一緒に寝てくれることを幸せに感じながら、子供の成長を見守り続けたいと思います。