7ヶ月頃になると上手にお座りができる子が増えてきて8~10ヶ月頃にはハイハイをする子が増えてくるなんて言いますよね。
しかししない子も多く、しなくても発達的にはなんの問題もないとされています。
でもパパママにとっては早くハイハイする姿がみたい!と待ち遠しく思いますし、しないのもなんだか不安に感じるものですよね。
今回は8ヶ月でハイハイしないのが問題なのか、またどうしたらハイハイできるようになるのかということについてお話していこうと思います。
8ヶ月でハイハイしなくても焦らないで!
8ヶ月の赤ちゃんがハイハイするのはいつから?
まずハイハイの定義ですが、ハイハイとは、「膝と手のひらを床につけて四つん這いの姿勢で前進できる状態」のことを言います。
先ほどもお話ししたように、ハイハイはしてもしなくても発達的には問題視されていないので乳児検診で「ハイハイできる」というチェック項目はありません。
それでも平均的な目安はあって、生後8~10ヶ月、遅くとも1歳ころまでには大体みんなハイハイができるようになるのだとか。
個人差がとてもあるのがハイハイですが、赤ちゃんがお座りできてからつかまり立ちするまでの間に大体ハイハイするそうですよ。
そう考えるとむしろ生後8ヶ月でハイハイできるなんて早いほうですよね。
なので焦らなくても大丈夫です。
うちの子も8ヶ月でハイハイすることはありませんでした。
ハイハイしない理由は? ハイハイの前兆ってあるの!?
大きな理由は
・ハイハイする筋力、体の準備が整っていない
・赤ちゃんにハイハイする気がないです。
好きなおもちゃや気になるものが自分の手の届く場所にいつもあったら、赤ちゃんはハイハイする必要がなくなりますよね。
そのため赤ちゃん自身に動きたい!という意欲を持たせることが何よりも大切になってきます。
ハイハイする前兆ってあるの?
もうすぐハイハイをしそうな子ってどんな動きをするのでしょうか。
これもまた気になるところですよね。
ハイハイの前兆といわれる動きは以下のようなものだと言われています。
・腹ばいで手足をバタバタ
・四つん這いで前後に腰を振る
・ずりばい
腹ばいで手足をバタバタは生後6ヶ月あたりから生後9ヶ月の現在までうちの子も頻繁にしています。
ドヤ顔でバタバタさせているんですけど全く前に進む気配がないです。
更にはうちの子の心の友であるにゃんこを見つけると必ず手足をバタつかせるので、本人はにゃんこの元に向かっているつもりなんだろうな、といつも微笑ましく見ています。
また、四つん這いにはなれるけど、腰を前後にフリフリしているだけ。
しばらくすると疲れて体勢が崩れてしまう。
これも現在うちの子がしています。
やっと四つん這いになることはできて、手は床から離す事ができるようになったのに足が前に出てこない。
結果前に進めずに力尽きてゴロン。
あとちょっと…あとちょっとなんです!!
なので見ているともどかしくなりますよ。
ここまでくるともう待ち遠しくてたまりません。
でも、これもまた見ていてなんともかわいらしい。
生まれたての子鹿のように一生懸命前に進もうとする様子は本当にけなげでいとおしいものです。
一度でも前に進み出せば猪突猛進で行ったきり帰ってこない!なんてことになると想像するので、期間限定のこの可愛い時期を見過ごさないように楽しみたいものですね。
ちなみにどうやらうちの子はずり這いはすっ飛ばしタイプのようです。
伸びた足を引きずりながら前に進むのがずり這いですが、これもする子もしない子もいるようです。
うちの子は「ピボットターン」といわれるずり這いのように足を引きずりながらぐるぐる回転するという動作は頻繁にしていますが、前進することはできません。
でもこれも出来なくても発達には全く問題ない
と言われているので、気にしないようにしています。
練習は必要? 筋力が整えば自然とハイハイしますよ!焦らずかわいい今を楽しんで!
私と同じようにまだハイハイができない赤ちゃんがいるママは練習させた方がいいのか、どうしたら早くできるようになるのか気になるところですよね。
うちの子は生後9ヶ月でまだハイハイができませんが意識して練習をさせたことはありません。
一時期練習をさせようとも思いましたが、「練習」っていうとなんだか気持ちが苦しくなりませんか?
確かに練習や特訓をすれば1日2日ないし1週間、2週間は早くその姿がみれるようになるのかもしれませんが、頑張りすぎて貴重な赤ちゃんとの時間を苦痛の時間に変えてしまってはもったいないと思い、自然の流れに任せることしました。
唯一気をつけていることといえば、自由にかつ安全に転がれるスペースを確保していることくらいでしょうか。
行動を制限しないようにだけ気を配っています。
ちなみに練習しなくていいんだ、という根拠は毎日の遊びが筋トレになっていて練習へとつながっているからです。
自由に体を動かして遊んでもらっていれば自然と必要な筋肉も鍛えられてきて、体の準備が整ってくるはずです。
そうすれば自然とハイハイをするようになってきます。
それでもできるようになるか不安だ、というママは練習という方法をとっても全く問題ありません。
お医者さんや助産師さんの中には練習を進める人もいます。
練習方法は
- 赤ちゃんの興味のひくおもちゃを少し手の届かないところに置いておくまたはパパママが手を叩いて呼んでみる
- 赤ちゃんが四つん這いになったら足を前に押して上げて、ハイハイで動く感覚をつかんでもらう
というものが一般的です。
これをするときは赤ちゃんの姿勢が崩れてもけがをしないような環境を整えておいてからするとよいでしょう。
赤ちゃんの成長は1日1日めまぐるしいです。
昨日できなかったことが今日できるようになることもしばしば。
それは首が座る時や、寝返りを打てるようになった時、お座りができるようになった時などにママも体験してきましたよね。
なので今回もそうやって自然とハイハイができるようになるので安心してくださいね。
大人になってハイハイしかしない人はいません。
ほとんどの場合は個人差があっても必ず赤ちゃんは立ちそして歩きます。
人生100年のうちの1ヶ月2ヶ月進みが遅いからって先の成長にはなにも響きません。
そう長い目で見ると、今ハイハイしないって悩んでることがばからしく思えてきませんか?
そう、それでいいんです。ママはどしんと構えていればいいだけです。
準備が整えば赤ちゃんは勝手に動き回りますから。
なので、悩みに飲まれて今一番可愛い時期を見逃さないようにだけ注意してくださいね。