「家族みんなでahamoに切り替えたいけど、どうやって申し込むの?」
そんな疑問を持っている方に向けて、この記事では家族全員でahamoを申し込む方法と注意点をやさしく解説します。
ahamoは、ドコモが提供する月額2,970円で20GB+5分通話付きのシンプルなプラン。個別に申し込みが必要な点や、未成年・親名義での契約方法、申し込み後の管理方法など、家族ならではのポイントを徹底ガイド!
これから家族でahamoを使いたい方は、この記事を参考にスムーズに手続きを進めてください。
家族でahamoにするメリット
料金がわかりやすい
家族でahamoにまとめる最大のメリットは、料金体系が非常にシンプルでわかりやすいことです。ahamoの基本プランは1人あたり月額2,970円(税込)で、30GBのデータ通信+5分以内の通話が無料という明確な内容。家族全員が同じ料金プランで統一できるため、「誰がいくら使っているのか?」といった管理の手間が大幅に減ります。
また、ahamoではデータ超過時も最大1Mbpsで通信が継続できるため、子どもや高齢の家族がギガを使いすぎて通信不能になる心配も軽減されます。シンプルな定額制は、家計管理にも非常に有利です。
家族全員で管理が楽
ドコモのアカウント(dアカウント)を家族ごとに作成し、それぞれのahamo契約を紐づけることで、個別にアプリでデータ使用量や請求金額を確認することが可能になります。また、家族間で使い方を教え合ったり、トラブル時のサポートをし合えるため、管理がしやすくなる点も魅力です。
特にスマホ操作に不慣れな家族がいる場合、代表者が申し込みや設定を代行することでスムーズに進行できます。共通の環境(ahamo)で統一することで、操作や管理がシンプルになり、全体のストレスも軽減されます。
海外利用にも強い
ahamoは海外82カ国でのローミングが無料で利用可能という特徴があります。家族旅行などで海外に行く際、現地でのSIMカード購入やWi-Fiルーターのレンタルが不要になるため、コスト面・手間ともに優れています。
1人だけahamoでも恩恵はありますが、家族全員がahamoなら全員が現地で自由にスマホを使える安心感があります。現地集合・解散の際にも連絡が取りやすく、特に子連れやシニアとの旅行では心強い存在です。
シンプルプランで迷わない
ahamoのプランは基本1種類だけというシンプル設計。「この人はギガホ、この人はギガライト」などの複雑な料金選択が不要なので、誰にとってもわかりやすく、迷うことがありません。
データ容量が足りないと感じた場合は、追加で1GB(550円)をチャージすることも可能です。その都度シンプルな選択ができる点も、家族みんなが使いやすい理由の一つです。
速度も安定
ahamoはドコモ回線を利用しているため、通信の安定性・エリアの広さが非常に高いのも魅力です。家族で同時に動画を見たり、オンラインゲームをする場面でも安定して使えます。
特に在宅時間が長い家族構成では、**自宅Wi-Fiと組み合わせた利用で、コスパの良い通信環境が整います。**また、災害時にも安定した回線を利用できるという安心感も、大切なポイントです。
家族で申し込む前に準備すること
各自のdアカウント
ahamoを契約するには、契約者ごとにdアカウントが必要です。つまり、家族全員がahamoを使う場合でも、代表者1人のアカウントでまとめて申し込むことはできず、それぞれが個別にdアカウントを取得して申し込む必要があります。
dアカウントの作成は無料で、メールアドレスとスマホさえあれば5分程度で完了します。スマホの操作が苦手な家族がいる場合は、事前にサポートしておくとスムーズです。
支払い方法の整理
ahamoの支払いは、クレジットカードまたは一部の銀行口座振替が必要です。家族で申し込む場合、以下の2通りの方法があります:
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各自の名義で支払い方法を登録(基本形)
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家族の代表者の支払い情報でまとめて支払う(親名義など)
未成年の場合は保護者名義のカードで支払うことが多いため、申し込み前に誰が支払いを担当するかを決めておきましょう。
MNP予約番号
現在、他社のスマホを使っていて番号をそのままahamoに引き継ぎたい場合は、MNP(携帯電話番号ポータビリティ)予約番号の取得が必要です。
各キャリアのマイページや電話窓口で取得できます。有効期限は15日間で、ahamo申し込み時には有効期限が10日以上残っている必要があるため、タイミングに注意しましょう。
家族全員で同時に番号を移す場合、それぞれがMNP予約番号を用意する必要があります。
端末の対応確認
ahamoを利用するには、使っているスマートフォンがahamoの回線に対応しているかどうかの確認も大切です。とくに以下のポイントをチェックしましょう:
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SIMロック解除が必要か?
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eSIMに対応しているか?
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5G対応が必要か?
ahamo公式サイトでは、対応端末の一覧が確認できます。特に古い機種や格安スマホは注意が必要なので、事前にリストを見てチェックしておきましょう。
家族割の扱い
ahamoは、ドコモの「みんなドコモ割」や「家族割プラス」などの割引対象外です。そのため、従来ドコモを使っていて家族割で安くなっていた人は、ahamoへ変更すると割引が適用されなくなる点に注意が必要です。
とはいえ、もともとのahamoの基本料金が安いため、トータルで見ると割高になるケースは少ないです。料金比較をした上で切り替えると安心です。
1人ずつ申し込む方法
同時申し込みは不可
ahamoでは、家族まとめての一括申し込みはできません。それぞれの家族が個別に申し込みを行う必要があります。これはオンライン専用プランであるため、申込者本人の情報と操作が必要になるためです。
したがって、親が子どもや高齢の家族の分を一緒に申し込む場合も、1件ずつ、dアカウントごとに手続きする必要があります。慣れていれば10〜15分程度で完了しますが、同時に複数人分の申し込みをする場合は時間の余裕を見ておきましょう。
個別にアカウントで申請
前述のとおり、それぞれのdアカウントでログインし、申し込みを行います。このとき、同じメールアドレスや電話番号ではなく、個別の連絡先情報を使うことが推奨されます。
メールアドレスが共通でも申請は可能ですが、通知の混在を避けるためにも、できれば家族それぞれに専用アドレスを用意すると安心です。
SIMタイプを選ぶ
申し込み時には「SIMカード」または「eSIM」のどちらかを選択します。SIMカードは郵送されるまで数日かかりますが、eSIMは即日開通も可能で、端末によってはおすすめです。
ただし、eSIMに対応していないスマホもあるため、事前に以下を確認しましょう:
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eSIM対応機種かどうか(ahamo公式サイトで確認可能)
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最新のOSバージョンになっているか
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Wi-Fi環境があるか(eSIM開通には必要)
家族全員が同じSIMタイプである必要はないため、個別に最適な方法を選びましょう。
本人確認のポイント
申し込み時には、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。スマホのカメラで撮影・アップロードする流れとなるため、書類の端が写っていない、ピントが合っていないなどの不備があると申請が遅れる可能性があります。
家族分をまとめて申し込む場合は、事前に本人確認書類を準備しておくとスムーズです。また、未成年や高齢者が申し込む際は、親名義での申し込みや代理操作の許可などに注意が必要です。
回線切替の順番
SIMカードが届いたあと、またはeSIMを有効化した後に行うのが「回線切替」です。複数人で同時に切り替えを行うと、サポートが難しくなるため、一人ずつ順番に設定を進めるのがおすすめです。
切り替えはWeb上で簡単にできますが、Wi-Fi環境が必要なことと、端末の再起動が必要になることを考慮しておきましょう。
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未成年の申し込み
親名義で契約する場合
未成年がahamoを利用する場合、保護者の名義で申し込む方法が一般的です。ahamoの契約は基本的に20歳以上が対象であるため、18歳未満の人が自分の名義で契約することはできません。
そのため、親がdアカウントを作成し、子どもが使うスマホを親の名義で申し込む流れになります。このとき、支払い情報や本人確認書類も親のものを使用します。
名義を分けたい場合
18歳・19歳の高校生・大学生など、成年に達していないが比較的自立している人の場合、「名義を分けて自分で管理したい」という希望もあるかもしれません。
しかしahamoでは、未成年者本人が単独で申し込むことは不可のため、名義を分けるにはいったん親名義で契約してから、成人後に名義変更(譲渡)をするのが基本的な流れとなります。
支払い方法の注意
未成年が利用するahamo回線も、クレジットカードまたは口座振替の登録が必要です。通常は親のカードで登録しますが、カード会社によっては利用者が契約者本人でないと認められないケースもあるため、親名義であっても本人確認情報との一致を確認しておくことが重要です。
また、請求管理のしやすさを考えて、家族内でまとめて引き落としされるように設定する家庭も多く見られます。
端末購入のポイント
未成年が利用する場合、壊れにくく操作がシンプルな端末を選ぶことが重要です。また、保護者がahamoで端末を購入し、それを子どもに渡すケースも多く見られます。
この場合、購入時には利用者情報を「子ども」に設定しておくことがポイントです。これにより、フィルタリングの設定や利用時間の管理などがしやすくなります。
ネットトラブル対策
スマホの利用に慣れていない未成年のユーザーには、ネット上でのトラブルを防ぐ対策も必要不可欠です。
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フィルタリング機能の有効化
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利用時間制限アプリの導入
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SNSのプライバシー設定の確認
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定期的な家族間での使い方の話し合い
とくに小・中学生の場合は、保護者が利用状況を定期的に確認する仕組みを設けることで、安心して使わせることができます。
申し込み後の管理
データ利用量の見方
ahamoでは、契約者ごとに専用の「ahamoアプリ」または「My docomo」から利用データ量を確認できます。家族で利用していても、それぞれの回線は独立しているため、誰がどれくらい使ったかを個別に確認できるのが特徴です。
たとえば、子どもが動画を見すぎて30GBに近づいているときも、リアルタイムで使用状況を把握できるので、ギガの使いすぎ防止にも役立ちます。
紛失・故障時
スマホの紛失や故障は、家族の中でも起こりがちなトラブルです。ahamoでは、端末保証サービスには加入できないため、必要な場合は端末購入時にオプションをつけるか、他社の保証サービスを利用しましょう。
また、万が一の紛失時には以下の対策を行うことで安心です:
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「Googleデバイスを探す」や「iPhoneを探す」で位置確認
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dアカウントにログインして回線を一時停止
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必要に応じてSIMの再発行を申請
パスワード管理
家族全員がahamoを使うと、それぞれがdアカウントのID・パスワードを管理する必要があります。パスワードの紛失や使いまわしはセキュリティリスクとなるため、以下のような対策をおすすめします。
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家族で安全なパスワード管理アプリを共有
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紙にメモする場合は金庫や引き出しで保管
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共通のパスワード使用は避ける
特にお子様や高齢者のアカウントは、家族が一部サポートできるような管理方法を話し合っておくと安心です。
フィルタリング設定
未成年や高齢の家族が利用する場合、インターネットの安全利用を支援するためにフィルタリング機能の設定が推奨されます。
ahamoでは、dアカウントの「ペアレンタルコントロール」機能や、iOS/Androidの機能を使って、
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有害サイトのブロック
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アプリの使用制限
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利用時間の制限
などが可能です。利用者の年齢やリテラシーに応じて、適切なレベルの設定をしておくことが大切です。
海外旅行時の注意
ahamoは海外利用に強いですが、家族旅行で全員が海外に行く場合には以下の点に注意が必要です。
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渡航前に「ローミングON」設定を確認
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海外対応端末かどうかチェック
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通信量の共有ができないので、それぞれの残量を確認
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トラブル時にすぐ連絡が取れるようLINEや通話アプリを準備
海外では通信トラブルが起きやすいため、家族全員の端末設定を事前に確認しておくことが重要です。
まとめ
ahamoは、家族全員で利用するのに最適なオンライン専用プランです。
料金がわかりやすく、海外利用にも強く、速度も安定しており、シンプルな管理ができるため、大人から未成年まで幅広い世代の家族に対応できます。
ただし、一括申し込みはできないため、1人ずつ個別にdアカウントを用意し、SIMの選択や本人確認を行う必要があります。特に未成年が利用する場合や親名義で契約する場合は注意点が多く、事前準備が重要です。
申し込み後も、データ利用の管理やトラブル対応、フィルタリング設定など、家族内での共有や協力がカギになります。この記事を参考に、家族みんなでスムーズにahamoを使い始めて、安心・快適なスマホライフを送りましょう。

