【海外旅行前に必見】ahamoでスマホをそのまま使うための手順と注意点まとめ

「海外旅行先でもスマホをそのまま使いたいけど、どうすればいいの？」
そんな方におすすめなのが、ドコモが提供する**オンライン専用プラン「ahamo（アハモ）」**です。

ahamoは、申し込みも設定もオンラインで完結し、月額2,970円で30GBのデータ通信と5分以内の通話が無料というシンプルでコスパの良いプラン。さらに、海外ローミングが追加料金なしで使えるという大きな魅力もあります。

本記事では、海外旅行を控えている方がahamoに申し込む際のポイントや手順をわかりやすく解説。事前準備から現地での使い方まで網羅しているので、これを読めば安心して出発できます。

ahamoが海外旅行に強い理由

海外ローミング無料

ahamoの最大の魅力のひとつが、海外ローミングが追加料金なしで使えることです。対象の82の国と地域で、日本国内のプランのまま、30GBまでのデータ通信が可能です。これにより、現地のSIMカードやWi-Fiレンタルを用意する手間が省けます。

特に旅行者にとっては、着いた瞬間からスマホが使えるという安心感があります。設定もほとんど必要なく、普段通りスマホを使えるので、スマホ操作が得意でない人にも向いています。

ドコモの高品質な回線を活用したローミングなので、通信速度や安定性にも定評があります。海外でもLINEやGoogleマップが快適に使えるのは大きなメリットです。

SIM差し替え不要

ahamoを使えば、現地でSIMカードを買って差し替える必要がありません。スマホの設定でローミングをONにするだけで、すぐに現地で通信が可能になります。

SIMの差し替えにはリスクがあります：

小さなSIMカードを失くしてしまう
元のSIMを戻せない
再設定が面倒

ahamoなら、これらの問題を回避できます。物理SIMでもeSIMでも対応しているため、端末に合った方法でそのまま海外利用が可能です。

手続きが簡単

ahamoの申し込みは、基本的にオンラインで完結します。店舗に行く必要もなく、スマホやパソコンから申し込みができるのが魅力です。

申し込みに必要なのは：

本人確認書類
クレジットカードまたは口座情報
dアカウント

この3点があれば、15分ほどで申し込みが完了します。また、乗り換え（MNP）の場合でも、番号そのままでahamoに変更できます。

旅行直前に申し込んでも、eSIMなら即日開通が可能。SIMカード配送も数日で届くので、スケジュールに余裕をもって準備しましょう。

データ容量が十分

海外ローミングでも、国内と同じ30GBのデータ容量が使えるのは非常に大きなポイントです。現地で以下のような使い方をしても、ほとんど問題ありません。

Googleマップで移動ルートを確認
旅行先の情報をネット検索
LINEやSNSのやりとり
翻訳アプリで言葉の壁をサポート

Wi-Fiがない場所でも安心して使えるので、ツアー旅行や個人旅行のどちらでも安心です。

利用できる国が多い

ahamoの海外ローミングは、世界の主要82か国以上に対応しています。これにはアメリカ・ヨーロッパ・アジア・オセアニアの多くの国が含まれており、ビジネス・観光を問わず使いやすい対応範囲となっています。

渡航前には、公式サイトで最新の対応国一覧を確認しておくことをおすすめします。たとえば：

アメリカ
カナダ
韓国
台湾
タイ
フランス
ドイツ
イギリス
オーストラリアなど

現地で通信が使えないと、非常に不便です。対象国であるかどうか、事前チェックは必須です。

申し込み前に準備するもの

パスポート情報不要

海外で使えるahamoですが、申し込み時にパスポート情報は必要ありません。国内の通信サービス契約と同じように、本人確認書類（運転免許証、マイナンバーカードなど）で申し込みが可能です。

そのため、旅行直前でバタバタしている時期でも、落ち着いて準備が進められます。本人確認はカメラでの撮影とリアルタイム認証で行われ、スマホだけで完結します。

海外利用を見据えた契約とはいえ、**「日本国内でahamoを契約して、そのまま海外で使える」**というのが特徴です。

支払い方法の登録

ahamoの申し込みには、クレジットカードまたは口座振替の支払い方法の登録が必要です。最も簡単でスムーズなのはクレジットカード登録です。

利用できるカード：

Visa
MasterCard
JCB
American Express など

クレジットカードがない場合でも、ドコモユーザーであれば口座振替を利用することも可能です。ただし、手続きに時間がかかることがあるため、旅行前で時間がない方にはクレジットカードがおすすめです。

MNP予約番号

現在使っている携帯番号をそのままahamoで利用したい場合は、MNP予約番号の取得が必要です。これは現在契約中の携帯会社から発行してもらいます。

取得は以下の方法で可能です：

オンライン（マイページ）
電話
店頭（場合により）

MNP予約番号は有効期限が15日間あり、ahamoに申し込む際に有効期間が10日以上残っている必要があります。そのため、取得後は速やかにahamoの申し込みに進むようにしましょう。

dアカウント

ahamoの申し込みには、dアカウントが必須です。ドコモユーザーであればすでに持っていることが多いですが、他社から乗り換える方は事前に作成しておく必要があります。

dアカウントは以下の用途で使用されます：

ahamo申し込み情報の管理
利用状況の確認（ギガ残量など）
請求・支払いの確認

メールアドレスとパスワードで登録可能なので、スマホやPCから簡単に作成できます。登録後は、ログインできるか確認しておきましょう。

対応端末の確認

ahamoはドコモの回線を利用するため、ほとんどのSIMフリースマートフォンで利用可能ですが、一部の機種では対応していない場合もあるため注意が必要です。

特にeSIMを使いたい方は、以下を事前に確認してください：

ahamoの公式サイトに記載された対応端末リスト
使用する端末がeSIMに対応しているか
OSのバージョンが最新かどうか

また、海外での使用を想定している場合、「4G/5Gの対応バンドが現地に合っているか」も重要です。現地で通信ができなかった、というトラブルを防ぐためにも、対応端末かどうかは念入りにチェックしましょう。

申し込み手順

プラン選択

ahamoの申し込みでは、まず料金プランの選択から始まります。ただし、ahamoには非常にシンプルな1種類のプランのみが用意されており、月額2,970円（税込）で30GB＋5分以内の通話が無料という内容です。

そのため、複雑な選択肢はなく、「オプションを追加するかどうか」の判断だけが必要です。

かけ放題オプション（+1,100円／月）をつけるか？
機種購入も合わせて行うか？

旅行中に長時間通話をする予定がある方や、現地の予約電話などが必要な方は、かけ放題オプションの追加も検討しましょう。

SIM／eSIM選択

次に、SIMのタイプを選びます。ahamoでは2種類から選択できます：

SIMカード（物理カード）
eSIM（ダウンロード型の仮想SIM）

旅行直前で時間がない場合や、郵送を待てない方にはeSIMがおすすめです。申し込みが完了すれば、すぐにQRコードが届き、端末にインストールすれば即利用可能になります。

ただし、eSIMを利用するには対応端末が必要で、設定時にWi-Fi環境も必要です。一方、SIMカードは配送に数日かかるものの、設定が簡単で確実です。

本人確認

契約には必ず本人確認手続きが必要です。スマホのカメラを使い、以下の流れで行われます：

本人確認書類の撮影（免許証・マイナンバーカードなど）
自撮り動画の撮影（顔と本人確認書類を照らし合わせる）
自動チェックと判定

スマホの操作に不慣れな場合は、家族のサポートを受けながら手続きするのがおすすめです。また、明るい場所で書類をまっすぐ撮影すると、スムーズに完了します。

開通手続き

申し込み完了後、SIMの受け取りまたはeSIMのプロファイルダウンロードが済んだら、開通手続きに進みます。このステップでは以下のような作業を行います：

SIMカード：スマホに差し込み、再起動
eSIM：QRコード読み取り → プロファイル追加 → 設定完了

開通手続きが完了すると、スマホがahamoの回線を使って通信できるようになります。

開通までの目安時間：

eSIM：数分〜30分程度
SIMカード：郵送後、開通手続きで即反映（1時間以内）

利用開始

開通が終わったら、スマホの通信が問題なく使えるかをチェックしましょう。次のような点を確認します：

インターネットに接続できるか
通話ができるか
SMS（ショートメッセージ）が送受信できるか
ahamoアプリにログインできるか

これらが正常に動作していれば、ahamoの利用準備は完了です。海外に出発する前に必ず動作確認をしておきましょう。

渡航前の設定

ローミングONにする

ahamoは海外ローミングが無料で使えますが、スマートフォン側のローミング設定をONにしておかないと利用できません。設定方法は端末によって異なりますが、基本的には次の通りです：

【iPhone】設定 → モバイル通信 → 通信のオプション → データローミングをオン
【Android】設定 → モバイルネットワーク → データローミングをオン

出発当日に空港で慌てないように、日本国内でローミング設定をONにしておくのが安心です。なお、到着時にスマホの電源を入れるだけで自動的に現地の回線に接続されます。

データ節約設定

海外でスマホを使う場合、ギガ（データ通信容量）の減りが気になるところです。20GBのうち海外での利用は15日間までと制限があるため、無駄遣いを防ぐ設定を行いましょう。

おすすめの節約方法：

アプリの自動更新をOFFにする
バックグラウンド通信を制限する
動画はWi-Fi環境でのみ視聴する
Googleマップなどはオフラインマップをダウンロードしておく

旅行前にこれらを設定しておくだけで、現地での通信量を大きく節約できます。

使える国の確認

ahamoの海外ローミングは、82の国と地域で対応しています。渡航先が対象国かどうか、必ず出発前にahamo公式サイトで確認しましょう。

代表的な対応国：

アメリカ、カナダ、ハワイ
韓国、台湾、タイ、シンガポール
イギリス、フランス、ドイツ、イタリア
オーストラリア、ニュージーランドなど

万が一、対象外の国に渡航する場合は、別途Wi-Fiルーターや現地SIMカードの準備が必要になるため注意が必要です。

時間帯の注意点

海外では現地時間に切り替わるため、スマホの時計も自動で時差に合わせて調整されます。ただし、時差によって通知のタイミングやSMSの受信などがずれることがあるので、以下を意識しましょう：

通話やメッセージのタイミングに注意（日本との連絡時）
アラームやスケジュールアプリの時間設定確認
フライトやツアーの時間は現地時間か日本時間かを把握

時間帯設定を「自動」にしておけばほとんど問題はありませんが、不安な場合は現地到着後に手動で調整することも可能です。

メッセージ受信の注意

海外利用中にSMS（ショートメッセージ）を受信することがありますが、特に注意したいのが2段階認証や銀行・クレジットカードなどの通知です。

SMS受信は無料ですが、以下のことに注意してください：

SMSが届かない場合はローミングがOFFになっていないか確認
認証コードの有効時間に注意（時差の影響）
現地での電波状況によって届くまでに時間がかかることがある

LINEやメッセージアプリをメインで使っていても、SMSは大切な通知手段なので、確実に受け取れるよう設定を確認しておきましょう。

現地での使い方

高速通信の目安

ahamoでは、日本国内と同じく海外でも30GBのデータ通信が可能です。ただし、海外での通信は15日を超えて利用すると速度制限（最大128kbps）になる可能性があります。

短期旅行（1週間以内）であれば30GBを使い切ることは少ないですが、動画視聴やSNSの長時間利用、オンライン会議などはデータを多く消費するため、使用量には注意が必要です。

目安としては：

用途	1時間あたりの通信量（参考）
YouTube（標準画質）	約500MB〜700MB
Googleマップ使用	約5MB〜10MB
SNS閲覧（写真含む）	約100MB〜300MB
音楽ストリーミング	約100MB

使いすぎを防ぐためにも、使用量はahamoアプリで随時チェックする習慣をつけましょう。

ギガの減りを抑える方法

海外ではWi-Fi環境が限られることもあり、モバイルデータ通信の節約が大切です。以下の方法を実践すれば、ギガの減りを最小限に抑えることができます。

Googleマップは事前にオフラインマップをダウンロード
SNSやYouTubeはWi-Fi環境のみで使用
アプリの自動更新をOFF
使用していないアプリのバックグラウンド通信を制限

また、不要な通知が多いとデータ通信を圧迫する場合もあります。通知設定の見直しも効果的です。

地図アプリの設定

海外で道に迷わないためにも、地図アプリ（Googleマップなど）の準備は必須です。オフラインでも使えるようにしておくことで、ギガの節約にもなります。

オフラインマップのダウンロード方法（Googleマップの場合）：

アプリを起動
右上のプロフィールアイコンをタップ
「オフラインマップ」→「自分の地図を選択」
渡航先のエリアを選んでダウンロード

これにより、現地で通信が不安定な場所でもスムーズに目的地へ向かうことができます。翻訳アプリと合わせて使うと、海外旅行の強い味方になります。

Wi-Fi活用法

ホテルやカフェ、空港などでは無料Wi-Fiが提供されていることが多く、これを上手に活用することでモバイルデータの節約が可能です。

ただし、公共Wi-Fiにはセキュリティのリスクがあるため、以下のような注意点があります：

金融系アプリやネットショッピングは避ける
VPNアプリを利用する
公共Wi-Fi使用時は必ず「https」接続を確認

安全性と利便性のバランスを取りながら、Wi-Fiを賢く使いましょう。

トラブル時の対処

現地でスマホが繋がらない、SIMの設定に失敗したなど、トラブルが発生した際に備えて対処法を知っておくことは重要です。

対処法の例：

電源を一度OFFにして再起動する
機内モードをON→OFFに切り替える
通信事業者の設定を「自動」に変更する
ahamo公式サイトのサポートチャットに問い合わせる
日本にいる家族に代理でドコモインフォメーションセンターへ連絡してもらう

また、緊急連絡先やサポート連絡先を紙にメモして持っておくと安心です。

まとめ

海外旅行を控えている方にとって、通信環境の確保は旅の安心に直結する大事なポイントです。ahamoはその点で非常に優秀な選択肢と言えます。

海外ローミングが無料で利用可能（対象国多数）
SIMの差し替え不要で、手続きも簡単
eSIMに対応していれば即日開通も可能
大容量で、旅行中もデータ通信が快適
渡航前の設定や現地での使い方もわかりやすい

さらに、申し込み前の準備や、現地でのトラブル対処法まで押さえておくことで、不安なく海外を楽しめるようになります。

この記事を参考に、旅行前の通信準備をしっかり整え、安心・快適な海外体験をお楽しみください。

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