
2026年FIFAワールドカップは、アメリカ、カナダ、メキシコの3カ国共同開催という史上初の試みとして注目を集めています。
大会は順調に進行し、グループステージからラウンド32、ラウンド16を経て、いよいよ準々決勝という大一番を迎えることとなりました。
準々決勝進出8チームの顔ぶれが出揃い、4つの対戦カードと具体的な開催日程も確定しています。
本記事では、ワールドカップ2026準々決勝の組み合わせと詳細な日程、さらに各カードの注目ポイントについて、最新情報をもとに詳しく解説していきます。
サッカーファンの方はもちろん、今大会から観戦を始めた方にも分かりやすく、それぞれのマッチアップの見どころをお伝えします。
準々決勝の全組み合わせと開催スケジュール

2026年FIFAワールドカップの準々決勝は、2026年7月10日から7月12日にかけて、アメリカ国内の4都市で開催されます。
4試合すべての対戦カード、キックオフ時刻、開催都市が確定しており、ヨーロッパ勢を中心とした強豪国による熱戦が予想されます。
準々決勝進出8チームのうち、6チームがヨーロッパ勢という構図となっており、欧州サッカーの層の厚さを改めて示す結果となりました。
南米からはアルゼンチンが唯一準々決勝に進出しており、大陸の期待を一身に背負う立場となっています。
第1試合:フランス vs モロッコ
準々決勝の幕開けを飾るのは、フランス対モロッコという注目のカードです。
- 対戦カード:フランス vs モロッコ
- 日程:2026年7月10日(金)5:00キックオフ
- 開催地:ボストン・スタジアム(アメリカ)
フランスはグループI組を首位で通過し、その後の決勝トーナメントでも順当に勝ち上がってきました。
一方のモロッコは、グループCでブラジルと同組に入りながらも見事に突破し、ラウンド32、ラウンド16でも堅実な戦いで準々決勝まで駒を進めています。
この対戦は、前回大会での両国の戦いを思い起こさせる組み合わせとして、世界中のサッカーファンの注目を集めています。
第2試合:スペイン vs ベルギー
2試合目は、スペイン対ベルギーというヨーロッパ勢同士の対決です。
- 対戦カード:スペイン vs ベルギー
- 日程:2026年7月11日(土)4:00キックオフ
- 開催地:ロサンゼルス・スタジアム(アメリカ)
スペインはグループH組を勝ち抜き、持ち前のポゼッションサッカーで着実に勝ち上がってきました。
ベルギーはグループG組から決勝トーナメントに進出し、攻撃的なスタイルで準々決勝の切符を手にしています。
両チームともにボール保持を重視する攻撃的なスタイルを持っており、テクニカルな戦いが期待されます。
第3試合:ノルウェー vs イングランド
3試合目は、ノルウェー対イングランドという北欧と英国の対決です。
- 対戦カード:ノルウェー vs イングランド
- 日程:2026年7月12日(日)6:00キックオフ
- 開催地:マイアミ・スタジアム(アメリカ)
ノルウェーはグループI組でフランスと同組ながら、フィジカルを活かした戦いで勝ち上がってきました。
イングランドはグループL組を制覇し、決勝トーナメントでも得点力を発揮して順調に準々決勝まで進出しています。
両チームのスタイルから、空中戦やセットプレーなどフィジカルな要素が強い試合展開が予想されます。
第4試合:アルゼンチン vs スイス
準々決勝の最終カードは、アルゼンチン対スイスです。
- 対戦カード:アルゼンチン vs スイス
- 日程:2026年7月12日(日)10:00キックオフ
- 開催地:カンザスシティ・スタジアム(アメリカ)
アルゼンチンはグループJ組を首位で通過し、南米勢として唯一準々決勝に残っています。
スイスはグループB組から粘り強い戦いで勝ち上がり、堅守速攻のスタイルで準々決勝進出を果たしました。
この対戦は、南米のタレント集団と欧州の組織的守備の対決という興味深い構図となっています。
大会全体のスケジュールと準々決勝の位置づけ

2026年FIFAワールドカップは、2026年6月11日に開幕し、7月19日までの約40日間にわたって開催されます。
史上最多の48チームが参加する今大会は、従来の32チーム制から大幅に拡大され、グループステージからより多くの国々が参加する形式となっています。
大会の進行フェーズ
今大会の決勝トーナメントは、以下のような流れで進行しています。
- グループステージ:6月11日〜6月末
- ラウンド32(新設):7月初旬
- ラウンド16:7月中旬
- 準々決勝:7月10日〜12日
- 準決勝:7月15日〜16日
- 3位決定戦:7月19日
- 決勝:7月19日または20日
準々決勝は、大会全体の中でも重要な節目となるステージです。
ここを勝ち抜いた4チームが準決勝に進出し、最終的に優勝を争うことになります。
準決勝以降の組み合わせ
準々決勝の勝者による準決勝の組み合わせは、以下のように決まっています。
準決勝第1試合(7月15日・ダラス):フランスvsモロッコの勝者 vs スペインvsベルギーの勝者
準決勝第2試合(7月16日・アトランタ):ノルウェーvsイングランドの勝者 vs アルゼンチンvsスイスの勝者
この組み合わせにより、準々決勝の結果次第で、準決勝でヨーロッパ勢同士の対決が最大2試合実現する可能性があります。
また、3位決定戦は7月19日にマイアミで開催され、決勝はダラスで行われる予定です。
注目ポイント1:フランス vs モロッコの再現と進化
準々決勝第1試合のフランス対モロッコは、多くのサッカーファンにとって特別な意味を持つ対戦となります。
フランスの戦力と戦術
フランスは前回大会を含め、常に優勝候補の一角として位置づけられてきました。
今大会でもグループI組を首位で通過し、決勝トーナメントでも安定した戦いを見せています。
フランス代表の最大の強みは、世界トップクラスの個人能力を持つ選手が豊富に揃っている点です。
攻撃陣は相手ディフェンスラインを個人技で突破できる能力を持ち、中盤は技術と運動量を兼ね備えた選手が揃っています。
ディフェンスラインも高いフィジカル能力を持つ選手で構成されており、総合力の高さが際立っています。
モロッコの躍進と組織力
モロッコは前回大会での歴史的な躍進を経て、今大会でも台風の目的存在として注目されてきました。
グループCではブラジルと同組に入るという厳しい状況ながら、見事にグループステージを突破しました。
その後の決勝トーナメントでも、ヨーロッパの強豪を相手に組織的な守備と効率的な攻撃で勝利を重ねています。
モロッコの強みは、チーム全体が一つのユニットとして機能する高い組織力にあります。
守備時には全員が協力して相手の攻撃を跳ね返し、攻撃時には素早い切り替えでカウンターを仕掛ける戦術が特徴です。
対戦の見どころ
この対戦は、フランスの個の質とモロッコの組織力という対照的なスタイルのぶつかり合いとなります。
フランスが個人技でモロッコの堅い守備を崩せるか、あるいはモロッコが組織的な守備からのカウンターでフランスを破れるかが最大の焦点です。
セットプレーやデッドボールの場面も、両チームにとって重要な得点機会となることが予想されます。
注目ポイント2:スペイン vs ベルギーのポゼッション対決
準々決勝第2試合のスペイン対ベルギーは、準々決勝4試合の中で最もテクニカルな試合になると見られています。
スペインの伝統的スタイル
スペインは長年にわたり、ボール保持を重視したポゼッションサッカーを展開してきました。
今大会でもその伝統は受け継がれており、グループH組では圧倒的なボール支配率で試合を進める場面が多く見られました。
短いパスをつなぎながら相手の守備を崩し、サイドからの攻撃と中央突破を巧みに使い分ける戦術が特徴です。
中盤の選手たちは高い技術力を持ち、狭いスペースでもボールを失わない能力を備えています。
ベルギーの攻撃的アプローチ
ベルギーもまた、攻撃的なポゼッションサッカーを志向するチームです。
グループG組からの勝ち上がりを果たし、決勝トーナメントでも攻撃力を発揮してきました。
ベルギーの特徴は、技術力とフィジカルを兼ね備えた選手が多い点にあります。
ボールを保持しながらも、必要に応じて縦への速い攻撃を仕掛けることができる柔軟性を持っています。
戦術的な駆け引き
両チームともにボール保持を重視するため、ボールを持っていない時間帯の戦い方が勝敗を分ける可能性があります。
相手がボールを持っている時にどのようなプレッシングを仕掛けるか、またボールを奪った後にどれだけ素早く攻撃に転じられるかが重要となります。
中盤でのボール争奪戦が激しくなることが予想され、両チームの中盤の選手たちの技術力と判断力が試される試合となるでしょう。
注目ポイント3:ノルウェー vs イングランドのフィジカル対決
準々決勝第3試合のノルウェー対イングランドは、フィジカルとパワーを前面に出した戦いが予想されます。
ノルウェーの特徴と戦術
ノルウェーはグループI組でフランスと同組ながら、決勝トーナメント進出を果たしました。
その後も勝ち上がりを続け、準々決勝という大舞台にたどり着いています。
ノルウェーの強みは、高いフィジカル能力と縦へのスピードを活かした攻撃です。
守備時には身体を張った対応で相手の攻撃を防ぎ、攻撃時には素早い縦パスでゴールに迫る戦術を得意としています。
セットプレーでも高さを活かした攻撃が武器となっており、空中戦での強さは準々決勝でも重要な要素となります。
イングランドの総合力
イングランドはグループL組を制覇し、決勝トーナメントでも得点力を発揮してきました。
伝統的にフィジカルな戦いを得意とするイングランドですが、近年では技術面でも大きく向上しています。
攻撃陣は得点能力が高く、中盤は運動量豊富な選手が揃い、ディフェンスラインも安定感があります。
セットプレーからの得点力も高く、デッドボールの場面では常に脅威となります。
プレミアリーグ的な展開
この対戦は、プレミアリーグで見られるような激しい肉弾戦が展開される可能性が高いです。
空中戦での競り合い、ロングボールの攻防、セットプレーでの駆け引きなど、フィジカルな要素が前面に出る試合となるでしょう。
審判のジャッジも試合の流れを左右する重要な要素となり、ファウルの判定基準が両チームの戦術に影響を与える可能性があります。
注目ポイント4:アルゼンチン vs スイスの戦術対決
準々決勝最終カードのアルゼンチン対スイスは、南米の攻撃力と欧州の守備組織の対決となります。
アルゼンチンの攻撃力
アルゼンチンはグループJ組を首位で通過し、南米勢として唯一準々決勝に進出しました。
大陸の期待を背負う立場となっており、タレント揃いの攻撃陣が最大の武器です。
個人技に優れた選手が多く、狭いスペースでも相手を突破できる能力を持っています。
また、クリエイティブな中盤の選手たちが攻撃にリズムと変化をもたらし、様々なパターンで相手ゴールに迫ることができます。
スイスの堅守速攻
スイスはグループB組から粘り強い戦いで準々決勝まで駒を進めてきました。
その戦い方は、組織的な守備を基盤とした堅守速攻です。
ディフェンスラインは規律正しく、中盤も守備時には素早く戻って数的優位を作ります。
守備からボールを奪った後は、効率的なカウンター攻撃で相手ゴールを脅かす戦術を得意としています。
主導権争いと守備の攻防
この対戦では、アルゼンチンが主導権を握る展開が予想されます。
ボール保持率はアルゼンチンが上回り、スイスは自陣でコンパクトな守備ブロックを形成する時間帯が長くなる可能性があります。
スイスにとっては、アルゼンチンの攻撃をどこまで守備で耐えられるか、そしてカウンターのチャンスで確実に仕留められるかが勝敗の鍵となります。
アルゼンチンは、スイスの堅い守備組織をどのように崩すか、戦術的な工夫が求められる試合となるでしょう。
ヨーロッパ勢の優勢と大会の構図
今大会の準々決勝進出チームを見ると、ヨーロッパサッカーの圧倒的な強さが改めて示されています。
準々決勝の大陸別内訳
準々決勝に進出した8チームの大陸別内訳は以下の通りです。
- ヨーロッパ:7チーム(フランス、モロッコ、スペイン、ベルギー、ノルウェー、イングランド、スイス)
- 南米:1チーム(アルゼンチン)
モロッコはアフリカサッカー連盟所属ですが、選手の多くが欧州クラブに所属しており、戦術的にも欧州型のサッカーを展開しています。
そのため、実質的には欧州サッカーのスタイルを持つチームが準々決勝の大半を占めている状況です。
欧州クラブサッカーの影響
この現象の背景には、欧州クラブサッカーの高いレベルと影響力があります。
世界中のトップ選手が欧州のクラブでプレーし、日々高いレベルの競争にさらされています。
その経験が代表チームでも活かされ、戦術的な成熟度や試合運びの巧さとして表れています。
また、欧州各国のユース育成システムも充実しており、若い世代から高度な技術と戦術理解を身につける環境が整っています。
準決勝以降の展望
準々決勝の組み合わせから考えると、準決勝進出4チームのうち最大3チームが欧州勢になる可能性があります。
アルゼンチンとスイスの勝者が唯一の非欧州枠(実質的に)として準決勝に進むことになります。
決勝でも欧州勢同士の対決となる可能性が高く、優勝トロフィーが欧州に渡る確率は極めて高いと考えられます。
日本代表の大会と今後の展望
日本代表は今大会、グループFに所属し決勝トーナメントに進出しましたが、準々決勝には届きませんでした。
日本のグループステージでの戦い
日本はグループFで、オランダ、スウェーデン、チュニジアと同組となりました。
グループステージでは善戦を見せ、決勝トーナメント進出を果たすことができました。
この結果は、日本サッカーが着実に成長していることを示すものです。
決勝トーナメントでの課題
しかし、決勝トーナメントのラウンド32またはラウンド16の段階で敗退となり、準々決勝に進むことはできませんでした。
世界のトップレベルとの差は依然として存在しており、決定力や試合終盤の戦い方など、さらなる成長が必要とされています。
今後の日本サッカーへの示唆
準々決勝に進出した8チームのレベルを見ると、日本が目指すべき水準が明確になります。
個人技の向上はもちろん、組織としての完成度や戦術的な成熟度を高めていく必要があります。
また、大舞台での経験値を積むことも重要です。
今大会で得た経験を次の世代に引き継ぎ、継続的な強化を図ることが求められます。
テレビ放送と視聴方法
準々決勝の試合は、日本国内でも複数の放送局で中継される予定です。
放送時間について
各試合の現地時間でのキックオフは前述の通りですが、日本時間では翌日未明から午前中にかけての放送となります。
具体的な日本時間での放送スケジュールは、各放送局の番組表で確認することをお勧めします。
インターネット配信
テレビ放送に加えて、インターネットでのライブ配信も予定されています。
複数の配信サービスで視聴可能となる見込みですので、ご自身の環境に合わせた視聴方法を選択できます。
見逃し配信やハイライト映像も提供される予定です。
準々決勝から見えるサッカーの潮流
今大会の準々決勝の顔ぶれからは、現代サッカーのいくつかの重要なトレンドを読み取ることができます。
組織力の重要性
個人の能力が高いことは依然として重要ですが、チーム全体としての組織力がより重視される傾向にあります。
モロッコやスイスの躍進は、堅固な守備組織と規律正しい戦術遂行能力の重要性を示しています。
戦術的柔軟性
試合展開に応じて戦術を変更できる柔軟性も、トップレベルでは不可欠な要素となっています。
状況に応じて守備的にも攻撃的にもプレーできるチームが、長い大会を勝ち抜いていく傾向が見られます。
フィジカルと技術の融合
現代サッカーでは、フィジカルの強さと技術力の両立が求められています。
単にフィジカルが強いだけ、あるいは技術があるだけでは不十分で、両方を高いレベルで兼ね備えた選手が活躍しています。
まとめ
2026年FIFAワールドカップの準々決勝は、7月10日から12日にかけて4試合が開催されます。
フランス対モロッコ、スペイン対ベルギー、ノルウェー対イングランド、アルゼンチン対スイスという4つのカードは、それぞれ異なる魅力と見どころを持っています。
準々決勝進出8チームのうち7チームが欧州勢(実質的)という構図は、欧州サッカーの層の厚さと強さを改めて示すものとなりました。
各試合では、個の力と組織力、攻撃と守備、フィジカルとテクニックなど、様々な要素がぶつかり合うことが予想されます。
日本代表は残念ながら準々決勝には進出できませんでしたが、今大会で世界のトップレベルを経験したことは、今後の日本サッカーの発展に大きな意味を持つものと考えられます。
準々決勝から準決勝、そして決勝へと続く戦いは、サッカーファンにとって見逃せない熱戦となるでしょう。
各試合の詳細な時間や放送予定を確認し、世界最高峰の戦いをぜひご覧ください。
これらの試合から、現代サッカーの最先端の戦術や選手たちのプレーを学ぶことができます。
また、各チームの戦い方やスタイルの違いを観察することで、サッカーの多様性と奥深さを改めて感じることができるはずです。
2026年ワールドカップ準々決勝という歴史的な瞬間を、多くの方々と共に楽しんでいただければと思います。
