新生児の時は、ミルクを飲んでオムツを変えて寝かせる。
3か月を過ぎたころから、徐々に起きている時間が長くなり、生活リズムがついてくると言われています。
私の場合は、地獄の寝かしつけの始まりでした。
遊びたい息子と、寝てほしい私。
何をしたら寝てくれるのか。
どうなったら眠くなるのか。
色々試した結果、抱っこせずに寝かしつけることに成功しました。
抱っこ紐を使ってあやしながらの家事で7ヶ月目からは腰痛に…
眠いのに寝れなくて泣いて、抱っこしても泣き止まない。
布団に降ろすとまた泣き出す。
泣かない時は、遊びだす。
息子はなかなか寝てくれず、1日の大半を抱っこで過ごしていました。
体重が軽いときは良かったのですが、生後3か月を過ぎると体重が増え長時間の抱っこが苦痛になってきました。
ちょうど首も座ってきたので抱っこ紐を使用しました。
抱っこ紐を使用すると両手が空くので、家事をしながら寝かしつけを行っていました。
新生児の頃から、寝かしつける際は必ず部屋を暗くしていたので、薄暗い中でできる家事をしていました。
ゆらゆら揺られるので、気持ちよさそうにウトウト・・・。
熟睡したのを確認してから布団に降ろし、家事を再開していました。
しかし、生後7か月を過ぎると、抱っこ紐の使い過ぎで、腰痛が酷くなってきました。
息子の寝かしつけは抱っこをして子守歌を歌って揺られるしか寝てくれなかったのです。
海外のネントレで、寝るまで別の部屋でそっと見守る方法を見ました。
もちろん成功した方も多くいらっしゃると思います。
しかし私には無理でした。
近所に響き渡る息子の鳴き声。
私はギャン泣きする息子を見ると放っておけなかったのです。
ネントレって何をすれば?ネントレ以前に重要な見直すべき点とは!?
一人で寝れるようになる為にネントレを開始するには、生後3~6カ月頃から始めるのが良いと聞きます。
今まで、ミルクを飲んでそのまま寝ていた息子。
どうしたら良いか悩みました。
と言うか、ネントレって何をするの?
抱っこせずに布団に横になり、寝かしつける。
慣れてくると、別々の部屋で寝る。
無理すぎる。心が折れました。
こうなったら自分なりの方法を考えよう。
初めに、ミルクを飲ませてそのまま寝かせる事をやめ、一度起こしてから寝かせるようにしました。
せっかく寝てくれそうなのに・・・と思いましたが、のちの断乳時にも影響が出そうだったので起こすことにしました。
次は、寝る時間は決めていたので、寝るためのルーティンを考えました。
寝るとき以外の時間は、抱っこ紐から降ろして遊ばせました。
抱っこ紐をする時は、「外出時か寝るとき」と言う事を徹底しました。
次に、部屋を暗くし子守歌を歌いました。
1週間ほどすると、見事寝てくれるようになりました。
この時はまだ抱っこ紐は欠かせませんでした。
息子はルーティンが決まったことにより、寝るタイミングのようなものを掴めたようで、寝る前に泣くこともなくなりました。
何も知らない赤ちゃんでも、決まった事をすることによって体が慣れてくるんですね。
ルーティンって大事だなぁと実感しました。
生活リズムは、子供が健やかに育つための第一歩。
睡眠は子供の成長に欠かせない大切な事と言います。
私は、妊娠中からこの言葉を聞いていたため、生後2カ月頃から実践しました。
お昼は、泣いて起きた時に部屋を明るくし、ミルクを飲ませるときに暗くする。
夜は21時に消灯。豆電球だけで過ごしました。
朝寝、昼寝の睡眠時間もできるだけ整えました。
朝はできるだけ日の光を浴びるように外へお散歩に行きました。
お昼からは、刺激を与えすぎないように室内で遊ばせました。
こうして、決まった時間に抱っこして寝るルーティンをするだけで寝てくれるようになりました。
問題は抱っこ紐を卒業すること。
色々悩みましたが、息子が生後10か月頃に実行しました。
まずはお昼寝の時間に布団で寝かせるようにしました。
暗い部屋で、「何かおかしい」と感じた息子は私のお腹の上を行ったり来たり。
そのうち疲れたようで寝てしまいました。
その後は、添い寝だけで寝てくれるようになりました。
生活リズムを整えたことによって、寝る時間になると自然と眠たくなるのでしょう。
1週間を過ぎると、夜も添い寝だけで寝るようになりました。
あっけなく抱っこ紐を卒業することができました。
近所の子供は、夜11時頃でも騒ぎ声が聞こえ、お母さんも寝てくれないことにイライラしています。
息子は現在3歳ですが、今まで遅くまで起きていることはめったにありません。
9時にはお布団に入り、いびきをかいて寝ています。
生活リズムを整えることは、お母さんにとってもメリットだらけですね。
ネントレの方法も千差万別!でも共通していえる点とは!?
ネントレや抱っこには、いろんな賛否両論があります。
全ての子供に当てはまるものではありません。
子供一人一人に個性があり、その子供に合う方法があるはずです。
ただ一つ同じことは、お母さんが大好き!と言う事です。
お母さんと離れると不安だから泣く。
睡眠に入るときは特にそう感じるのかもしれませんね。
無事抱っこ紐を卒業した息子ですが、今でも寝るときは体をくっつけて寝ています。
「離れたくないんだなぁ」と思うと、なんだかうれしく思います。
イライラすることもたくさんありますが、少し視点を変えると子供の素直な気持ちが見えてくるかもしれませんね。