今回は絵本の読み聞かせについてお話ししたいと思います。
「本が苦手な私」
本は読むことが大事という感覚はあるものの小さい頃から本が苦手だった為
今でも本はあまり読みません。でも本を好きという人に会うと、自分は苦手なものの
本が好きなんて素敵だなとは思っていました。
子供が産まれ、「絵本の読み聞かせは、想像力が豊かになって、想像力が豊かだと
相手の気持ちを感じて思いやりをもって人に接することが出来るよ」と聞き、
1人目が赤ちゃんの頃から絵本の読み聞かせを意識的にするようにしました。
しかし大切だと分かっていながらも、反応があまりかえって来ない時期だったことも
あり、私自身が楽しく読んであげることが出来ず、読むことが苦手でした。
昔から本が苦手な私が実践した方法とは!?
「まずは読む人が楽しめる絵本を購入」
まず読んでいる人(私)が楽しく読めるようにしようと考え、
季節のイベントの絵本を購入することにしました。
実際に本屋さんに行き、いろいろな種類の絵本をみて直感で
選んで購入しました。
今家には節分の絵本・ハローウィンの絵本・クリスマスの絵本が
あります。今でも季節(イベント)ごとに本屋に行き、まだ購入できでいない
イベント(例えばお正月やおひなまつり等)の絵本を探しています。
特にハローウィンの絵本は子供達に人気で、ハローウィンの時期以外も
よく読んでいます。
子供とのコミュニケーションの助けになる読み聞かせの極意とは!?
「伝えたいことは絵本を通じて伝える」
子供達に伝えたいことは直接目をみて、話をするようには心掛けていますが
私の語彙力の問題もありますが、うまく伝わっていないなと感じることも多々あります。
また上の子たちは同じ内容を繰り返し話されることが、あまり好きではない
ようで「前にも聞いたよ」「わかってるよ」と言われることも度々・・・。
そこで絵本を通じて伝えることにしてみました。
「ありがとう」や「ごめんね」と言えるようになって欲しいなと
思った時、挨拶が出来るようになって欲しいなと思った時には、
その事柄がテーマとなっている絵本を購入しました。
最近では上の子が時期的なもののあるかとは思いますが、うそをついたり、
つい意地悪をしてしまうことが度々あり、その度になぜよくないのか冷静に
お話ししましたが、なかなかうまく伝わらず繰り返してしまう為、
こちらがテーマの絵本を探し、購入しました。
子供の表情をみる限り私が話をしているときよりも、
絵本で読むことによりすんなりと心に届いているなという印象です。
子供がわかりやすい言葉で伝えることを意識しているつもりですが、
つい話が長くなってしまうことや、言葉が難しくなってしまいます。
絵本の文章は、なるほどと思う表現がたくさんあり勉強になります。
今でも寝る前には子供達に絵本を選んでもらい、絵本を読む時間を
意識的にとるようにしています。
子供達がそれぞれに選ぶ絵本はおもしろく、季節に合わした絵本を
選んだり、お気に入りの絵本を毎日持ってきたり。
子供達が考えてその日の絵本を選んでいることが伝わってきます。
赤ちゃんの頃に購入した文章がひらがなのみで、
文字数が少ない絵本を上の子達が1人で読む姿もみられ
読んであげていた絵本を時が経て自分で読めることが嬉しく思いました。
また読み聞かせをしていると「これなに?」「○○ってどこに書いてあるの?」
等、目をキラキラさせて次々に質問してきます。
寝る前に読んでいることが多いため、時間を気にしてさらっと流してしまう
こともあるのですが、この好奇心を大切にしてあげないといけないなと反省しております。
また1冊の絵本をみんなで読んでいると同じ空間で、同じ絵本を読んでいるため
一体感がうまれます。うちは3人でみている為、「みんなが見られる場所に座ってね」と
声をかけるようにしています。つい自分が選んだときはよく見えるように
1番前を陣取ってきますが、この言葉をかけると後ろを振り返り自分もみんなと
同じ位置まで下がる。一直線に並んでみんなが見られるようにしている姿が見られます。
私自身の変化としては、字を読むことへの抵抗が少なくなりました。
また物語を読むときは抑揚をつけたり、感情をこめて読んだりと工夫するように
なりました。子供達が時折「ママが好きな絵本読んで」と言ってきてくれる時も
あります。これからもこの絵本の習慣は続けていきたいなと思います。
上の子が下の子に絵本を読んであげている姿をみることもあり、
絵本を身近に感じてくれているのかなと感じます。
子供が大きくなってくると、話しをしてくれることも今より
減ってくるかもしれません。想像しただけで寂しいですが、これからも伝えたい事は
絵本を通じて伝えていきたいなと考えております。
またおすすめとして、出先でも持ち運びできる絵本があるととても便利です。
しかけがあるものや、型はめが出来る絵本が特に重宝しています。
これから先、子供達に本が好きになって欲しいという気持ちは特にないですが、
身近に本(絵本)がある環境にはしておきたいなと思います。