育児休暇中のママは仕事が始まる前に家族旅行のひとつやふたつ行っておきたいなと思っている方も多いのではないでしょうか。
まさにそれは私のことです。
仕事が始まったらなかなか休みの日にゆっくりすることもできなくなってしまうので、今のうちにどこかに出かけておきたいなと思って、実はもう2度温泉旅行に行っています。
今回はその体験について話をしていきますね。
何ヶ月から温泉に入れる? 宿は事前に赤ちゃんOKかの確認を!!
温泉って泉質によっては結構キツいものもあるので、赤ちゃんの肌が負けてしまったり温泉でのぼせてしまってひどい脱水になってしまうので注意が必要だと聞いたことがあります。
でも、調べてみると生後何ヶ月から温泉に入れていいかっていうことはかかれていないんですよね。
育児の先輩の姉に聞いたら、生後半年位で初めて温泉に入れたとのこと。
それを聞いてさっそく温泉宿を予約しました。
まずは宿を予約するときの注意点なのですが現在はほとんどの宿が大浴場の注意点で
「オムツがはずれない年齢の子供を入れないでください」
と書いています。
トイレトレーニングが完了していない赤ちゃんだと大浴場で粗相をしてもらうこともあるからという理由からです。
確かに他の赤ちゃんが大浴場の中で粗相をしていたら不快な思いをする方はいらっしゃるでしょうね。
なので、まず泊りたい宿が赤ちゃんOKなところなのかということを確認しておくと良いと思います。
または家族風呂や貸し切り風呂がある温泉だと安心だと思います。
ちなみに私達家族は貸し切り風呂のある宿に泊まりました。
あとは源泉掛け流しかどうかも気をつけました。
赤ちゃんにとって源泉って強いので、肌が荒れてしまったり、湯あたりを起こしてしまう赤ちゃんも中にはいるようです。
温泉って体を温める効果が高いですよね。
そのため赤ちゃんの体に熱がこもってひどい脱水を起こしてしまう可能性があるんです。
大人にとっては少し損した気分にもなりますが今回は初回なので源泉掛け流しではない宿を予約しました。
ちなみに実際に宿に泊まってありがたいなと思ったのがベビーベッドでした。
お風呂の所にベビーベッドが置いてあると本当に便利です。
これは子供ができる前は全然分からなかったことですが、ベビーベッドがあると自分が着替える時に赤ちゃんを置いてゆっくり準備することができるんですよね。
なので、泊まる前に事前に分かるのであればベビーベッドの有無も調べておくことをおすすめします。
知識があった私もヒヤリ! 赤ちゃんに「常に大丈夫」はない!?
宿泊当日はすこしゆとりをもって移動して、宿に到着してから私はさっそく我が子と一緒に温泉に入りました。
ここで私は温泉の危険性を知ります。
我が子が温泉に浸かっていた時間はわずか5分程で、温度もそんなに高くはなかったんですが、一瞬でのぼせてしまったんです。
幸いなにも症状はなく、具合悪そうでもなかったのですが、温泉から上がってからしばらくは少し元気がなくて、ものすごい量のミルクを飲んでいました。
そして汗が止まらないんです。
温泉に入れたのが18時頃。汗がひいてきたのが夜中0時を回った頃でした。
それまでおしっこはほぼゼロ。
完全なる脱水でした。
ミルクはいつもの倍飲みましたし麦茶も200mL程飲みました。
事前に知識もあって、注意していたのにもかかわらず脱水になってしまったことにびっくりしました。
やはり赤ちゃんに「大丈夫」ということはないんだな、と少し反省した瞬間でした。
幸い我が子はぐったりすることもなく、自分で飲食できる元気があったので良かったですが、重度の脱水になると自分でぐったりして飲めなくなってしまう赤ちゃんもいるので、それを考えると本当に危なかったなと思います。
これをふまえて2回目は大人は我が子が寝静まった後に交代で温泉に入りにいって、我が子は部屋にとりつけてある浴槽でお風呂に入れることにしました。
部屋食?バイキング? 赤ちゃんも存分に楽しめるのはどっち!?
食事も少し悩みますよね。
部屋食にするべきかバイキングにするべきか。
我が家は夫も私も好きな物を好きなだけ食べれるバイキング形式が好きなので迷わず食事はバイキングの宿にしましたが、それは正解だったと思います。
部屋食だと陶板焼きなど火を扱かう料理が出てくるんですよね。
また女将さんが付き添って食事を運んでくれるため、気を遣って自分のペースでゆっくりと食べることができないんですよね。
バイキング形式だと離乳食が進んだ赤ちゃんだとバイキングの料理の中で食べれそうなものを選んで与えることができるのでベビーフードを準備して持って行く必要もありませんし、大人も周りを気にせずゆっくり食べることが出来ます。
我が子はバイキングデビューでしたが、家で食べたことのない料理も食べることが出来てだいぶ満足そうでしたし、大興奮でした。
その喜んだ姿を見ることができただけでも連れて行ってよかったなと思いました。
赤ちゃんと一緒に温泉に行く際は一緒に温泉に入ることを目的とするのではなくて、温泉宿の雰囲気を一緒に楽しむというのを目的に行かれた方がいいでしょう。
そして、きちんと赤ちゃんを面倒見てくれる人がいれば、大人はちゃんと温泉に入ることが出来るので十分楽しめますよ。
また、赤ちゃんを温泉に入れる際は脱水に十分気をつけて万が一のためにしっかり水分補給できるようにイオンウォーターを十分量用意していくなど万全の対策をしていってくださいね。